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【PtoP NEWS vol.8 縁の下の力持ち】ベリーナ・ドス・サントスさん(東ティモール/ATT財務責任者)

【PtoP NEWS vol.8 縁の下の力持ち】ベリーナ・ドス・サントスさん(東ティモール/ATT財務責任者)

私には夫と娘3人の家族がいます。オルター・トレード・ティモール社(ATT)の事務所のある東ティモールの首都ディリで、大学・高校に通っている妹3人を含めて、8人で暮らしています(ちなみに、私には兄1人と妹4人がいます)。

妹たちと同様に、私も2001年にディリにある大学に進学したので、2002年に東ティモールがインドネシア統治から主権回復(独立)した当時は大学生でした。私が大学に進学した理由は、故郷のロスパロス県に住む両親や兄弟を経済的に支えられる様になるため、そして、私自身が家庭を築いた時に子どもたちを育てていくためでした。在学中は学費や家賃を工面するのにとても苦労しましたが、自分の将来につながることを信じて学業に励みました。

2005年、順調に全課程を修了しましたが、その直後に国内で政治的な騒乱が起こりました。ディリ市内では難民が出るまでの事態となり、私は故郷に避難したため、大学には行けなくなりました。その後、騒乱がようやく治まった2008年2月から卒業論文を執筆し始め、同年11月に卒業することが出来ました。

子どもたちとベリーナさん

子どもたちとベリーナさん

現在、ATTの財務責任者として仕事に就けていることは、私にとって非常に幸せなことだと感じています。入社して7年が経ちますが、大学で学んだことを実践できており、ATJのオルター・トレード・ジャパン(ATJ)の仲間にもサポートしてもらいながら仕事に大きなやりがいを感じています。

普段は内勤のため、なかなかコーヒー生産者コミュニティを訪問する機会はないのですが、先日その機会をいただき、コーヒー生産者の皆さんが、ATT、ATJ、APLAと協力しながら、どのような事に取り組んでいるか、その様子を直に見ることができました。

ATTスタッフ仲間とコーヒー品評会での表彰を喜ぶベリーナさん(左端)

ATTスタッフ仲間とコーヒー品評会での表彰を喜ぶベリーナさん(左端)

 

 

ATTが東ティモールの生産者から集めたコーヒーを日本で飲んでいる人たちがいて、そのことが生産者をはじめATTのスタッフの暮らしや子どもたちの未来につながっていることを感じられ、ATTの一員として関われていることに誇りを感じます。

 

 

最後に日本の皆様へ。私たち東ティモール人と共に歩んでくれていることに感謝しています。今後も、さらに多くの皆様に東ティモールコーヒーを飲んでいただけることを切に願っています。

名和尚毅(なわ・なおき/ATJ)

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