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【PtoP NEWS vol.15/2017.06 ここが知りたい!マスコバド糖】マスコバド糖はブラウンシュガー?

【PtoP NEWS vol.15/2017.06 ここが知りたい!マスコバド糖】マスコバド糖はブラウンシュガー?

なんとなくナチュラルな印象のブラウンシュガー、実は単なる「茶色い砂糖」の総称です。精製の過程の違いではありません。

 

刈り取ったサトウキビをトラックに積み込みます。

刈り取ったサトウキビをトラックに積み込みます。

たとえばブラウンシュガーに分類される三温糖は、砂糖の精製の過程で最初にできる純度の高い砂糖(一般な白砂糖)をとった後の糖液からできます。

つまり三温糖の茶色は、精製過程で加熱されて糖がカラメル化したものであり、後から付いたものです。

一方でマスコバド糖は精製をしていない、サトウキビの素材のままの色・成分を残した砂糖です。

同じブラウンシュガーでも精製方法や味の特徴が大きく異なるのです。

 

シロップ状のサトウキビ汁を撹拌しながら乾燥させます。

シロップ状のサトウキビ汁を撹拌しながら乾燥させます。

サラサラの粉状にするには手早い撹拌作業がポイントです。

サラサラの粉状にするには手早い撹拌作業がポイントです。

マスコバド糖はサトウキビの搾り汁を煮詰めて乾燥させてつくる黒糖です。「黒糖」と聞くと、独特の香り、強いコクのある砂糖を連想しがちですが、マスコバド糖は、日本の黒糖よりもマイルドで、「あれ、黒糖らしくないね」と言われることもあります。すーっと舌になじんで消えていく、丸い味わい。

 

精製していないので、フィリピン・ネグロス島の豊かな自然の恵みを受けて、蓄えられた糖蜜やミネラル分がそのまま残っているのが特徴です。お菓子づくりはもちろん、コーヒーや紅茶にとても合いますよ。

後藤翠(ごとう・みどり/ATJ)

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