Main Menu

人から人へ、手から手へ

【バナナニュース233号】ボイさん・アナさん一家の物語①~「子どもの世代により良い生活を」ボイ・アナ夫婦の歩み~

【バナナニュース233号】ボイさん・アナさん一家の物語①~「子どもの世代により良い生活を」ボイ・アナ夫婦の歩み~

ボイさん

ボイさん

皆からボイさんと呼ばれている東ネグロス州マンフヨッド町ロウア・カンダボン村のバランゴンバナナ生産者兼オルタートレード社(以下:ATC)のスタッフであるロッドジム・カトゥバイさん。ボイさんがコミュニティオーガナイザーとして同地域に移り住んだのは1980年代のこと。それからボイさんは同地で、社会正義への取り組みに生涯を捧げることになり、また人生の最愛のパートナー、アナ・マリア・カトゥバイさんに出会うことになります。

長女リゼルの大学の卒業式

長女リゼルの大学の卒業式

ボイさんは現在44歳、パートナーのアナさんは40歳。2人が出会ったのは1989年、当時ボイさんはコミュニティオーガナイザーとしてサトウキビ労働者の労働条件の改善のために働き、アナさんはサトウキビ農園の労働者でした。1990年に同居するようになった2人は、その後2人の娘に恵まれました。長女リゼルは22歳、教員資格をいかして小学校教員の仕事を求職中です。次女のルチェルは19歳、大学でITを専攻しています。

ボイさん・アナさん夫婦は、ネグロスの歴史の中でも最大の社会・経済・政治的危機であったと言われている砂糖危機を、手と手を取り合いながら、こどもの世代がより良い生活を送れるようにと協力し、乗り越えてきました。自分の家族を持つようになってから、ボイさんは自分の家族がより良い生活をしていくためには、経済機会を増やし、より良い労働条件で働くことが重要であることを改めて気付いたとのこと。そして、2003年にはボイさん・アナさん夫婦は自分たちの土地の権利を得ることができました。

また、ボイさんは東ネグロス州でバランゴン交易が始まった当初から集荷及び圃場確認スタッフとしてバランゴンに関わってきました。現場スタッフとして、ボイさんは長年、バランゴン交易の持続・発展に貢献してきた1人です。

鶏の世話をするボイさん

鶏の世話をするボイさん

ボイさん・アナさん夫婦は、基本的な衣食住に困ることなく、家族が思いやりをもって、安心して暮らしていけるよう、一生懸命働いたと言います。2003年からは、アナさんもATCの現場スタッフとして働くようになり、2人はATCからの給料を貯金し、家畜、バナナ栽培などといった農業を始めるための資本に充ててきました。

2人は、資金回収が比較的早い養豚に取り組んでいます。また、養牛・養鶏にも取り組みながら、バランゴンバナナも少しずつ作付け数量を増やしています。豚、牛などといった家畜からは大きな収入を得ることができるので、子どもたちの学費など大きな出費に充て、バランゴンバナナからは1回1回の収入は少額ですが、毎週定期的な収入を得ることができるため、子どものお小遣いなどに充ててきました。

豚の世話をするアナさん

豚の世話をするアナさん

ボイさん、アナさんは養豚に関しての様々な思い出を話してくれました。「1990年代、私たちは7頭の豚を1年かけて育てましたが、販売する時の豚の体重はたったの50kg程度。豚は、3~4ヶ月で70~80kg まで育つのが理想的だが、当時餌代が無かったので、豚を育てるのにとても長い時間がかかった。」と当時の苦労を振り返っていました。

また、2人の娘が小さい時は、家畜の世話の手伝いをしていたとのこと。「2人の娘に無事大学教育まで受けさせることができたことを嬉しく思っている。娘たちは農業を通して大学教育まで受けることができた。大学を卒業して専門職に就いても、自分たちが農家出身であることを絶対に忘れないでほしい。」とボイさんは話していました。

二人三脚で様々な困難を乗り越えてきたボイさん・アナさん夫婦。今後も2人の様々な物語を、Webサイトを通して発信していきますので、ご期待ください!また、2人について知りたいこと、ボイさん・アナさんに対してのメッセージなどがありましたら、以下のアンケートにご協力ください!

皆さまからのメッセージはATJ/ATCスタッフがボイさん・アナさんにお届けします!!
フィリピン駐在員 黒岩

ボイさん・アナさん一家の物語②に

【バナナニュース印刷版】ここをクリックして下さい。(Adobe社のAdobe Readerが必要です。)
※バナナニュース印刷版は、バナナと一緒にお届けしていますものです。(一部お届けしていない団体もあります)


読者アンケート

よろしければ、このニュースを読んだ感想をお聞かせください。生産者へのメッセージは生産者に伝えていきます。よろしくお願いいたします。

今回の記事の評価:
年齢:
性別:
バランゴンバナナを購入する頻度:
読みたい内容(複数可):
今後読みたい内容(ご自由にお書きください):
生産者へのメッセージあるいは質問などがあればお書きください。生産者に伝えていきます。
E-mail(任意):
画像の英数字を入力してください:
バナナニュース233号
バナナニュース233号
BananaNews_No.233.pdf
420.0 KiB
211 Downloads
説明
1,631 views
omise BananaNews recipe Beyond 世界のオルタナティブ ネグロス・サミットのロゴ