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イスラエル大使館への行政拘禁に対する嘆願書についてのご報告

イスラエル大使館への行政拘禁に対する嘆願書についてのご報告

アブドゥル・ラザック・ファラージ氏

ハンガーストライキを行っているパレスチナ行政拘禁者の即時の釈放を求める嘆願書はATJに関連する団体の組合員、会員を含め合計で230万人の日本の消費者からの声としてイスラエル大使館に届けることができました。この嘆願書につきましては、6月23日に書留郵便を投函し、6月24日にはファクシミリでイスラエル大使館に届けました。しかし、大変残念なことに書留郵便で送付した嘆願書は、イスラエル大使館が最終的に受け取らず、郵便局での保管期限が切れたためにATJに返送されてきました。

ATJのパレスチナオリーブオイル輸出団体である、パレスチナ農業開発センター(以下UAWC)の財務担当のファラージさんを含む行政拘禁に反対した人々の現状につきましては、7月3日にハンガーストライキが中止されたことをUAWCと確認しました。一方で、この時点ではファラージさん、その他のハンガーストライキ参加者の状況についてUAWCも把握できない状況にありました。しかし、最終的には7月22日にファラージさんの無事を確認することができました。

ハンガーストライキが中止された時にUAWCから日本の皆さんに届いたメッセージを以下にご紹介します。

「報告の通りファラージさんを含むパレスチナの行政拘禁された人々のハンガーストライキについては中止されました。しかし、イスラエルの行政拘禁は現在も続いており、現状は何も変わっていません。そして、パレスチナでは、オリーブの木が焼かれたり抜き取られるというパレスチナ農民への嫌がらせは、これまでも、そして現在も相変わらず多発しています。」

「日本からのパレスチナの人々に対する継続的な支援に感謝しています。日本の消費者とパレスチナのオリーブ生産者や関係者が、お互いによりそれぞれの状況を理解しあえる関係ができれば、今回のハンガーストライキのことなどについても皆さんによりご理解いただけると思っています。また、そうした顔と顔の見える関係は、パレスチナの生産者たちにとっても力になり、日本の皆さんにとってもまた違った側面からパレスチナの状況をご理解していただけると考えております。」

なお、今回の行政拘禁を巡る動きについては、以下にまとめましたのでご参照ください。

最後に、ご存知の通り、現在ガザ空爆が行われています。ATJは国内NGOとともに、イスラエル大使館に対し軍事攻撃の即刻停止と市民の保護を求める要請書を7月15日に送りました、パレスチナは予断を許さない状況にあります。ATJは今後も、継続してこの状況についてお知らせします。

この間の経過:

2月25日UAWCの財務担当であるファラージさんが行政拘禁制度により拘束されました。

4月30日よりファラージさんが行政拘禁制度に反対して、他の拘禁者とともにハンガーストライキに入りました。

5月29日 UAWCから緊急アピールが関係団体に出される。行政拘禁され、その他の行政拘禁された人々とともに、4月末よりハンガーストライキを行い健康状態についても危険な状況になっており、この状況に関して多くの人々に対して伝えて欲しいとの内容でした。。 ATJでは、この状況をオリーブオイルでつながっている日本の消費者の皆様に情報を共有するため、WEB、フェイスブック、ツイッター等で情報を発信し、関係団体の方々には、メール等で状況のご連絡を致しました。UAWCに対しては、ATJから6月6日に連帯のメッセージを送り、日本からの連帯の意思表示を行いました。

6月7日、国連のパンギムン事務総長から、行政拘禁された人々のハンガーストライキによる体調の悪化に関して、声明が出されました。 その後のUAWC、その他メディアから、ハンガーストライキを行っている拘禁者の体調が悪化し、声明の危機にさらされており、胃腸内の出血、吐血、心拍数の減少して意識を失っている方もおり、また病院に搬送された拘禁者は、ベッドに縛り付けられ、夜間トイレ行くことさえ禁じられているなどの状況報告がありました。

6月13日 国際的な人権団体である、Amnesty Internationalが、ファラージさんを始めとするハンガーストライキを行っている行政拘禁者の健康状態の悪化に対して緊急行動を呼びかけました。イスラエル政府、イスラエル監獄局、各国の大使館に対して、抗議の手紙を送ることを呼びかけました。ATJでもこの活動をWEB等でも紹介しました。6月18日には、Amnesty日本でもこの緊急行動が日本語に翻訳されて呼びかけが行われました。

6月23日 ATJではこの状況に対して関係団体に呼びかけを行い、行政拘禁者の即時釈放を求めた嘆願書を作成しイスラエル大使館に書留にて送りました。24日には、この嘆願書をファクシミリでも送付いたしました。この嘆願書には、パレスチナのオリーブオイルでつながった約230万世帯の消費者が。現在行われているパレスチナの行政拘禁者等が行っているハンガーストライキで生命の危機に陥っている状況を深く憂慮していることを伝え、命を守る見地から、行政拘禁者の即時釈放を嘆願する内容で送っています。書留で送った嘆願書に関しては。配達を行いましたが、一旦郵便局に持ち帰られ、イスラエル大使館よりATJに対して送られた書留の内容についての問い合わせがあり、嘆願書の内容を説明しました。その後イスラエル大使館では、その書留を受け取らず、最終的には、郵便局より保管期間が過ぎたためにATJに7月4日に返送されました。

6月25日 ハンガーストライキが中止になったとの報道が流れました。

7月3日 UAWCから被行政拘禁者のハンガーストライキが中止になった旨の報告が入りました。

7月22日 UAWCから、ファラージさんの妻経由でファラージさんの無事を確認。

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