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パレスチナ自治区でのイスラエルの暴力行為がエスカレートしています~UAWCからの近況報告:2014年9月~

パレスチナ自治区でのイスラエルの暴力行為がエスカレートしています~UAWCからの近況報告:2014年9月~

このニュースはパレスチナのオリーブオイルの出荷団体のひとつであるUAWC(パレスチナ農業開発委員会)より届いたもので、主にOCHA(国連人道問題調整事務所)の情報と、彼らの関わっている生産者たちからの情報によるものです。2014年7月のガザ空爆開始以降、特にヨルダン川西岸地区では、以前にも増して入植者による嫌がらせの他、イスラエルによる入植地建設などもエスカレートしています。

破壊されたガザ地区

破壊されたガザ地区

【ガザ地区】
7月のイスラエル軍による空爆開始以降、UNRWAの学校施設での避難所の開設などが引き続き進んでおりますが、住まいを追われた人びとの数は依然として多い状況です。9月22日の時点で、計20か所の学校に、総勢62,598名が避難していると言われています。また、40,000~50,000人程度が、親族の家へ身を寄せています。またOCHAの報告によると、2014年9月中に、イスラエルが制限している6海里区域に近づいたり、超えそうになったりしている漁師に対し、少なくとも6件のイスラエル海軍による発砲が確認されています。

漁民

漁民

【ヨルダン川西岸地区】
≪農業セクターおよび農民に対する被害≫(OCHAの報告による)
■ 9月12日:Adie Ad入植地のイスラエル入植者グループがTurmus’ayya村に入り、土地を耕し始めました。
■ 9月16日:ヘブロンのQwawisで飼育されている羊の群れをイスラエル入植者が襲撃し、8頭が殺され、5頭が傷を負いました。これらの家畜は22家族の貴重な収入源であり、それが台無しにされたことになります。

スラエル軍に抑えられるパレスチナ農民

スラエル軍に抑えられるパレスチナ農民

■ 9月21日:ナブルスのBurin村のパレスチナ人所有地にイスラエル入植者が侵入し、一区画を更地にしました。これは、Bracha入植地の拡大のためです。
■ 9月16日:イスラエル当局はヨルダン渓谷北部のKhirbet ‘Atufから来た農民に対し、「C地区(※)」での農作業は禁止である旨を告げ、その後、8名の農民が6時間にわたって拘禁されました。彼らは、ごく小規模な灌漑設備を作る準備をしていたのですが、これはイスラエルが十分な用水の使用をパレスチナ人に対して認めていないためです。
■ 9月13日、15日、17日:イスラエル軍がKhirbet ‘Atufに住む農民を拘束した他、彼らが使っているトラクターやブルドーザー、灌漑用のパイプ等も差し押さえられました。
■ 9月15日:パレスチナ軍が使用しているブルドーザーがイスラエル軍によって没収されました。これは、「C地区(※)」にあるSarta村、Kafr ad Dik村、Biddya村の間に農道を建設することを、イスラエルの許可なく行ったためです。

焼かれるオリーブの木

焼かれるオリーブの木

≪オリーブや果樹の引き抜き≫
■ Bat Ayinからのイスラエル入植者により、ヘブロンにあるBeit Ummer村で20本のオリーブやブドウの木が切り倒されました。
■ Ariel入植地への電力供給施設に近いサルフィートのKifil Haris村では、イスラエル入植者によって8本の樹が引き抜かれ、2ドゥナム(2ha)の土地が更地にされました。

≪家屋・建物の破壊≫
■ 2014年9月の間に、55件以上の家屋や貯水タンク、牛舎や農業施設等が破壊されていると、OCHAは報告しています。

「C地区(※)」:イスラエル軍が行政権、軍事権共に実権を握る地区。

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