エコシュリンプ: 壁の内側では何かが起こりつつあるようだ-ATINA自社工場建設(2)
2012年8月3日
とりあえずサトウキビの侵入を食い止めたい壁の基礎(2012.2月)
「うなぎの寝床」整地完了から、早半年・・・。その間、本物のうなぎは高騰の一途を辿り、土用丑の日に精力を付けられなくなった多くの日本国民に熱中症をもたらすこととなりました。
一方、インドネシアのシドアルジョにおいては、暑さ慣れしているインドネシアの人々により、着々と新工場の建設準備が進められています。隣に残るサトウキビ畑との境界には、長さ500メートルのコンクリート壁が毅然と張り巡らされ、ようやく何か建物ができることを予期させる風景へと変貌を遂げました。
急ピッチで壁建設(2012.2月) |
ネズミ一匹入らせまいという断固たる決意が感じられる500mの壁とこれから何かすごいものができそうな予感のする細長い土地(2012.3月)
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敷地内では下から順に工事が進み、まずは製造中に使う水を貯めておくためのスペースが掘られています。
泳いだら気持ち良さそうなプールに見えるタンク予定地(2012.7月)
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タンク予定地2(2012.7月) |
工場の背面になる敷地の奥では排水用のタンクも掘られ始め、そこには、かの有名なBMW技術が導入される予定です。これで排水も今まで以上にキレイになり、より環境負荷の小さい低い次世代工場へと進化することができます。
さっそく水が溜まって準備万端な排水タンク予定地(2012.7月)
新工場では、従来の冷凍エビとしての「エコシュリンプ」に加え、エコシュリンプを使った加工品の製造や、エビ以外の製品も視野に入れた稼動を目指しています。また、冷凍倉庫、石けん工房、分析室などが一箇所に集約され、より無駄の少ない効率的な稼動ができるようになります。
明るく元気で丈夫な工場が生まれますよう、これからも応援の程、宜しくお願い致します!
商品課 若井俊宏
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