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パプアはどんなところ?

パプアと日本の地図
地図で見るパプアと日本
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パプアというとパプアニューギニアと思ってしまうかもしれませんが、『チョコラ デ パプア』が来るパプアはパプアニューギニアの隣、同じニューギニア島の西半分にあり、インドネシアの一部になっています。

鳥と間違えそうになるような大きな蝶(トリバネアゲハ)や、色鮮やかな極楽鳥に象徴されるように、今なお美しい広大な自然の残るニューギニア島。しかし、この地に住む人びとは植民地支配者であるオランダ、日本軍による侵略、その後のインドネシアへの統合、さらには近年においては豊富な天然資源をめぐり、外の世界からの大きな力に振り回されてきました。ニューギニアの東西をわける国境もそうした勢力によって恣意的に決定されたものでした。

極楽鳥 極楽鳥
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この地域は太平洋戦争で最南端にあたり、米国・オーストラリアの連合軍と日本軍がこの島の上で激突し、パプア住民も4 万から5万人犠牲になったといわれますが、日本政府は戦後賠償を一切していません。

日本より広い面積(約42万平方キロメートル)に人口はわずかに359万人(2010年)。未開の地とも言えるパプアには世界1位の埋蔵量の金、第3位の銅の他、石油、木材、海産物などの資源が豊富です。戦後、パプアでの豊富な天然資源に目をつけた外国企業 による大規模な自然破壊が行われ、抗議する先住民族に対する虐殺事件も頻繁に起こり、日本での報道はまれですが、現在も緊張状態にあります。広大な原生林を破壊して、アブラヤシ(パーム・オイル)のプランテーションが作られています。

さらにはインドネシアの他の地域からの大規模な移民計画が進められ、人口の4分の1に達しています。
一方で、先住民族コミュニティの権利は確立されず、村落部の貧困率はインドネシアの全国一位(パプア46.8%、インドネシア平均17%)、非識字率 も74.5%で全国一位、乳幼児死亡率も1000人中55.5人に上り、絶滅する危険を指摘される先住民族グループも存在します。

パプアの先住民族は豊かな自然や資源の恩恵を受けることなく、逆にその豊かさ故に抑圧され、発展から置き去りにされてきています。

パプアの森
パプアの森
パプアの自然

カカオ生産するパプア先住民族コミュニティの人びと

カカオ産地のひとつ、ヤニム村での歓迎の踊り
カカオ生産するパプア先住民族コミュニティの人びと
カカオ生産するパプア先住民族コミュニティの人びと

アブラヤシプランテーション

アブラヤシプランテーション
パプアの自然
パプアの自然
パプア

こうした状況の中で、私たちは身近にあるカカオという資源に注目しました。
カカオは、オランダ時代の1930年代にパプアにもたらされ、現在では村に住む先住民族の多くが生産しています。今は実のまま売っているカカオを自分たちの手で生産・加工し、最終的にはチョコレートまで作ってパプア・チョコを売ろう! という壮大な挑戦が始まっています。

詳しくはパプア交易の歩みをご覧ください。

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