Main Menu

人から人へ、手から手へ

台風30 号(ヨランダ)のバランゴンバナナ産地被害について【226号】

台風30 号(ヨランダ)のバランゴンバナナ産地被害について【226号】

 11月8日にフィリピン中部に上陸した台風30号(フィリピン名:ヨランダ)はバランゴンバナナ産地にも大きな被害をもたらしました。バランゴンバナナは5つの島から出荷されていますが、その中でも特にパナイ島、ネグロス島北部が被害を受けています。パナイ島北東部では、多くの島民が漁業や農業に従事していましたが、5メートルを超える高波により漁船の大半が壊れ、大きなマンゴーの木までもが根こそぎ倒れてしまいました。バランゴンバナナも例外ではなく、壊滅状態です。

2003年からバランゴンバナナを出荷しているカルレス地域の生産者夫婦(写真右から)アナニスさん(78 歳)とネニータさん(76 歳)の家も強風で倒壊してしまいました。2週間毎に出荷していたバナナで定期的な収入を得ていましたが、バナナが倒れてしまったために今後8カ月はバナナからの収入は見込めなくなってしまいました。サン・ディオニシオ地域で産地・集荷スタッフとしても働いているチャーリーさんは、7人の子供をはぐれないように紐でつなぎ、高台に避難して難を逃れました。しかし、バナナの集荷がないため収入も途絶えてしまう心配があります。

バランゴンバナナ生産者では幸いなことに人的被害は報告されていませんが、家や収入源を失ってしまった生産者には緊急かつ中長期的な支援が必要とされています。フィリピンのATC 社は緊急支援物資の配布を既に始めていますが、中長期的な復興支援プランについても検討中です。今後の情報についてはATJ ホームページ(https://altertrade.jp/)もご覧ください。

1,487 views