生活クラブ関西が第4回ネグロス交流ツアーを実施しました。
生活クラブ大阪、京都エルコープ、奈良、滋賀の組合員4人とその生協出資の豆腐屋『豆伍心』職員1人、合計5人参加のネグロス交流ツアーでした。6月24日~29日、訪問地はバコロド市内視察、バランゴンバナナ及びマスコバド糖用サトウキビ産地のネグロス西州パンダノン地域、カネシゲファーム・ルーラルキャンパス、そしてバランゴンバナナ産地のネグロス東州L.カンダボン地域、バナナ・パッキングセンターを訪問し生産者たちと交流しました。
6月25日、元ゴミ捨て場で今は埋め立て地となり、土地所有権はないけれどもとりあえず居住することを許されている人々の地域に、『開発』という名のもとに“立ち退き”を迫られている現状を目撃してきました。
6月26日、バランゴンバナナ産地のネグロス西州パンダノン地域では、昨年来日して400人もの日本のバランバナナ消費者と出会って交流をしてくれたマカオさんと再会しました。新しい家族が増えていました。しかし、パンダノン地域はバンチトップ病(バナナの病害)に見舞われ、マカオさんはじめその対応に追われていました。また、パンダノンでは2010年の訪問時に、日本での生協の石鹸キャンペーンについてお話しして伝えました。2011年には生協の助け合い制度について、2012年には生協組合員活動として生産者と消費者がいっしょに取り組む玉ねぎづくりについて、そして今年2013年度は、生協が取り組む圃場と生産活動について報告が行われました。
6月27日、若手農民育成を目的とするカネシゲルーラルキャンパスでの交流、そして28日にかけてネグロス東州L.カンダボン地域のバランゴンバナナ地域を訪問しました。L.カンダボンでは、2011年、2012年、そして今年2013年、生産者と消費者がいっしょに植樹を行っています。そして『植樹』『水の循環』についていっしょに学習を積み重ねています
今年は、生協といっしょにつくった豆腐製造会社『豆伍心』が参加することで、日本国内の具体的『産直』の意義、国際産直の意義を職員そして生産者、消費者と共に考える機会ともなりました。
詳細は、追って報告していきます。
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