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パナイ島のバランゴンバナナ栽培の先駆者は・・・~ワニト&ロサリンダ夫妻~

パナイ島のバランゴンバナナ栽培の先駆者は・・・~ワニト&ロサリンダ夫妻~

ワニト・バラヨンさん

ワニト・バラヨンさん

パナイ島のワニト・バラヨンさん(68歳)ロサリンダ・バラヨンさん(71歳)夫妻は、11人の子どもを育て上げました。末っ子はまだ16歳で高校生ですが、上の10人全員大学教育まで受けさせることができました。現在2人はスペインで仕事をしています。4人はすでに家庭をもち、バラヨン夫妻には孫が5人います。

ロサリンダ・バラヨンさん

ロサリンダ・バラヨンさん

 

1994年から20年にわたり、バランゴンバナナを栽培して日本に送り出してきました。バランゴンバナナからの収入でいえば、1996年ごろが一番値段が高かったということで、隔週で6000ペソ(現在のレートで14000円相当)ほどの現金収入がありました。米とカボチャなど野菜は自給できていて、購入する食糧といえば魚や肉などでした。バランゴンバナナからの収入は、子どもたちの教育費、食費、電気料金などにあてられていました。4人の子どもがいっしょに大学生だった時期もありましたが、何とか教育費を工面できました。安定した現金収入のバランゴンバナナは、家計を支える大切な収入となっていました。

2013年の台風30号ヨランダの前は、バランゴンバナナからの収入は隔週で3000ペソ(7000円相当)ほどでした。バナナの他に、米、トウモロコシ、カボチャ、ナスなどいろいろな農産物をつくっていました。また、小規模ながら養豚もやっていました。台風でバナナは全滅してしまいましたが、すでに自立している子どもたちからの経済的支援と、飼育していた豚の一部を売って必要な生活費は工面することができました。ATCの台風被害・復興プロジェクトを受けて、新たに1000本のバランゴンバナナを植えて、合計1800本のバランゴンバナナを栽培しています。ワニトさんは「台風でバナナがダメになっても、バランゴンバナナの栽培をやめるつもりはなかった。でも、ATCからバナナの株、肥料、農具など支援を受けたとき、改めて頑張ってバランゴンバナナを続けていこうという気持ちが強くなった」と言います。

バラヨン家族

バラヨン家族

ワニトさんとロサリンさんは農家として農業に携わっていることが楽しい、そして多様な作物をつくるなかで、民衆交易バナナは夫妻にとって支えだったと語ります。自分たちがバランゴンバナナ民衆交易を通して達成できたことを示していくことで、他の生産者たちに希望を分かち合いたいと願っています。

 

日本の消費者へのメッセージ:

パナイ島の台風被害からの復興のためにご支援いただき、ありがとうございます。私たちはバランゴンバナナを一生懸命つくって、皆さんといっしょにやっていきたいと思っています。来年には、パナイ島からのバランゴンバナナをお送りします。

 

 

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