バランゴンバナナ
『バランゴンバナナ』には2つの顔があります。
ひとつは、自然を守りながら化学合成農薬を使用せずに栽培され安心してお楽しみいただけるおいしいバナナ。もうひとつは、フィリピンの農民たちの自立を応援する「民衆交易」商品としての顔。
『バランゴンバナナ』が民衆交易品として初めて日本に届けられたのが1989年。それは、フィリピンのネグロス島で飢餓とたたかいながら子どもたちに人間らしい生活を残したいと頑張る人びとと、「いのち・暮らし・自然を守る」ことをテーマに、生産者と消費者、南と北の共生をめざす日本の人びとの出会いから生まれました。
『バランゴンバナナ』を味わうことは、フィリピンの生産者たちの暮らしを応援し、共生の地球環境づくりへとつながっています。
今、『バランゴンバナナ』は、ネグロス島だけでなくフィリピン各地で栽培されています。南の生産者と日本の消費者を「顔の見える関係」で結ぶバランゴンバナナ民衆交易の輪は、さらに広がっています。
最新情報
【バナナニュース328号】<大型台風22号・その後4>結でバナナ畑の復興を
2021年12月に大型台風22号がフィリピンを通過してから6ヵ月が過ぎ、バナナ産地でも大きな被害のあったネグロス島では、日本をはじめとする海外のパートナーたちから届いたたくさんの支援金で、復興作業が進められています。
もっと読む【バナナニュース327号】日本からのメッセージを届けました
アンケートでいただいたコメントや台風へのお見舞いのメッセージをネグロスに届けました。生産者や現場スタッフからもメッセージが届きましたのでご紹介します。
もっと読む【バナナニュース326号】<大型台風22号・その後3>ボホール島のバナナ生産者たち
昨年12月に発生した台風オデットは、バランゴンバナナの産地の一つボホール島にも甚大な被害を与えました。台風の被災から4ヵ月経ち、生産者たちの様子を聞いてみました。
もっと読む【バナナニュース325号】<大型台風22号・その後2>バナナの畑の回復と生産者
台風被害後の現地の様子をお届けします。支援金を活用して新しく植え付ける苗や被害にあったバナナが早く回復するように鶏糞の配布が進んでいます。被災したネグロス島の生産者たちに近況を伺いました。
もっと読む【バナナニュース324号】<大型台風 22 号・その後> 屋根材の配布を実施しました
大型台風22号が通過してから約2ヶ月半が経とうとしています。現地では海外パートナーである日本やヨーロッパから支援金が届き始め、家屋の被害にあったバナナ生産者に屋根材の配布が始まっています。
もっと読む【バナナニュース323号】大型台風22号(フィリピン名:オデット)がバナナ産地を通過
ネグロス島及びボホール島が大きな被害を受け、多くのバナナが倒されました。ネグロス島では、葉が切れるなども含めると、約9割の株が被害を受け、ボホール島は全滅してしまいました。台風からの回復は6~10ヵ月かかると見込まれています。
もっと読む明らかになった産地の被害全容―台風オデット被害状況【第2報】
昨年12月16日夜から17日にかけてフィリピンを直撃した台風22号(フィリピン名:オデット)の続報です。バランゴンバナナ、マスコバド糖の産地でも多くの被害が出ています。
もっと読む【バナナニュース322号】動画”バランゴンバナナが届くまで”をご紹介
生産地を訪問している気分になれるバーチャルツアーのような動画が出来ました!生産者の生活や畑の様子が分かり、買い取り、箱詰め作業も見ていただくことができます。ぜひご覧ください!
もっと読む台風22号によるフィリピンの被害状況について
非常に強い台風22号(フィリピン名:オデット)が12月16日夜から17日にかけてフィリピンを直撃し、フィリピン中部のビサヤ地域で特に大きな被害が出ています。
もっと読む【バナナニュース321号】生産者たちのクリスマス
国民の約9割がキリスト教を信仰するフィリピンでは、9月頃からクリスマスを迎える準備が始まります。家族や友人の集まり、忘年会、クリスマスパーティーの準備で、人びとの間にワクワクした空気が流れますが、コロナ禍になり2回目のクリスマスを迎える今年は様々なことが規制され、静かなクリスマスを迎えようとしています。
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