ATJ、JCNC、APLA(自主出版)
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台所からアジアを見よう―バナナ(初版)
世界中から買い漁ったグルメブームに沸く90年代初頭の日本。そうしたなかで、フィリピン・ネグロス島の地場バナナを、日本の消費者に直接届けようという壮大なドラマが始まった。
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暮らしを変えるバナナ
- バナナ村自立開発5カ年計画-バナナの民衆交易によって、生産者の暮らしはどのように変わるのか。人間らしく生きられる社会をつくり出すための村の人びとによる5カ年計画。
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有機エビの旅
環境破壊を伴う集約型エビ養殖。そのエビを世界一消費する日本人。ニカラグアでは環境破壊と経済破綻を引き起こした綿花産業がエビ産業に転換されようとしていた。そうした背景をもつ日本とニカラグアから、有機農業の考え方でエビを育てているインドネシアの生産者を訪ねる旅の物語。
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台所からアジアを見よう―バナナ(第二版)
無農薬バナナの民衆交易にどのような試行錯誤があったのか。バナナが教えてくれた自然循環と土作りの大切さ、ネグロスの人々は今何をめざしているのかについて語った本。1990年発行のブックレットの改訂版。
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暮らしを変えるバナナ
- バランゴンバナナ・リニューアル計画-バランゴンバナナを事業として確立させるために始まった「バランゴン・リニューアル計画」。台風が多いフィリピンからの安定供給とバナナの品質向上をめざす取り組みの概要。
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ATJ10周年記念ブックレットNo.1 国境なき時代の台所から
見えない構図-グローバリゼーションエビ、米、遺伝子組み換え、アジアにそして日本の食卓にも忍び込む「グローバリゼーション」。そうした時代背景のなかで、10年の民衆交易を振り返り、これからの10年を考える。
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ATJ10周年記念ブックレットNo.2 協同組合は21世紀に生き残れるか
ATJが行う民衆交易を支える基盤である協同組合。21世紀に生き延びるために、どのような自己改革をするべきなのか。協同組合のこれからを考える。
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ATJ10周年記念ブックレットNo.3 新しい「地域」/循環型経済システム
私たちのオルタナティブグローバリゼーション資本主義を斬るオルタナティブとは。ジェンダー分業の見直し、循環型経済システム、そしてオルタナティブ貿易と地域通貨システムの連携に可能性はあるのか。
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季刊「at」(あっと) 0号 〈特集〉グローバリズムを遠く離れて
あたらしい何かが、始まろうとしている。
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グローバリズムという怪物が全てを流し尽くした後の、あたらしい「希望の回路」を求める試みが。市民の非営利バンク、音楽、映画、民衆交易ーーー
さまさまな場所で開始された試行錯誤の〈未来〉、四つのスケッチ。(※目次特集説明文より) -
季刊「at」(あっと) 1号 〈特集〉バナナから見える世界
いつも身近にある果物、バナナ。
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この一本のバナナから、今の社会が見えてくるーー
様々な切り口から描く、バナナが示す「私たちの現在・過去・未来」(※) -
季刊「at」(あっと) 3号 〈特集〉コーヒーの世界システムと対抗運動
南の生産者は年毎に貧しくなり、北の消費者は不味いコーヒーを飲まされている。
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それでも、私たちはブランドコーヒーを飲み続けるのか。
あるいは、オルタネイトな回路を求めるのか(※) -
季刊「at」(あっと) 4号 〈特集〉フィリピンの「対抗的政治社会運動」批判
独裁政権を打倒した民主革命以後の二〇年は、覆いがたい政治的・経済的難題の噴出の過程でもあった。
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これを検討することなしに、混迷した国家・社会を再建することは不可能である。(※) -
季刊「at」(あっと) 5号 〈特集〉その後の『エビと日本人』報告
バブル期に刊行された『エビと日本人』(村井吉敬著)は、南の諸国に対する日本の企業・消費者の資源収奪的行動に警鐘を鳴らすものだった。現在のエビ養殖と消費の状況とは?(※)
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季刊「at」(あっと) 7号 〈特集〉苦い砂糖が生まれた理由
大航海時代に開始された砂糖の大規模生産・消費は、南北格差を拡大させつつ現在に至り、「苦さ」を含む世界商品であり続けている。いまなおフィリピンの主要産業である砂糖生産は、その中心地ネグロス島の季節労働者による時給10円の労働で支えられている。数百年続く世界資本主義の強大な運動力を冷静に認識し、対抗運動を構想するために。(※)
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季刊「at」(あっと) 8号 〈特集〉フェアトレードの現在
-オルタナティブな南北貿易の回路をもとめて第二次大戦後、数世紀来の植民地本国だった欧米諸国で、フェアな貿易(トレード)を実行する運動が生まれた。日本でも20年ほど前に誕生し、近年活況の兆しを見せ始めている。アンフェアな現実が続くかぎり南北格差解消の理念を現実化しようとする動きは途絶えることはない。南北の人々の連帯活動報告とその理論を掲載してきた本誌は、公共的議論の素材として利用されることを念願しつつ、雑誌としては類例のない規模でフェアトレードを特集する。(※)
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季刊「at」(あっと) 9号 〈特集〉変転の中のバナナと日本人
その昔、『バナナと日本人』(鶴見良行著)という新書本がバナナを見る目を一新させた。以来、四半世紀の時間が過ぎ、バナナはバナナのままでありつづけながらも、そこに関わる多様な人間たちのあり方が大きく変貌を遂げている。では、今世紀の初頭にあって、私たちはどんなふうにバナナを見、どんな付き合い方をしたらいいのか、その実相に迫ってみたい。(※)
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季刊「at」(あっと) 11号 〈特集〉コーヒー産業の現在
-激しい価格変動の中で儲けているのは誰か?資源価格の上昇にともなってコーヒーの先物価格が上昇している。しかし、小農民の取り分が極小である「植民地作物の構造」は不変だ。より精密な現状分析による、新しいフェアトレードの提案へ!(※)
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ATJあぷらブックレット① エビ加工労働者という生き方
-エコシュリンプの加工現場からオルター・トレード・インドネシア社への1か月にわたる聞き取り調査をもとに、加工労働者たちの仕事と暮らしに関しての報告がまとめられている。
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ATJあぷらブックレット③ パプア・チョコレートの挑戦
「カカオの民衆交易」、その取り組みの背景にあるインドネシア・パプア州の自然、歴史、開発と人びと。そして始まった当時の現場で奮闘するパプアの人びとの物語。
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イチからつくるチョコレート
チョコレートって何からできてるの?パプアのカカオを題材に原料や原産地のことを調べ始めた姉弟が、チョコレートの背景にある世界を知り、新たな発見をしていきます。
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人から人への民衆交易 堀田正彦・民衆交易への挑戦
ATJ初代社長の堀田正彦が書き残したものをまとめた一冊です。民衆交易について堀田が雑誌やニュースレターに寄稿した原稿や対談の他、演劇青年だった時代の文章や戯曲も収録しています。
一般書籍
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バナナと日本人
-フィリピン農園と食卓のあいだ- -
エビと日本人
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ネグロスー嘆きの島
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エビの向こうにアジアが見える
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バランゴンー島からとどいた
バナナのえほん -
共生の大地
-新しい経済がはじまる- -
ゲランドの塩物語
-未来の生態系のために- -
ネグロスー希望の島
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バナナとエビと私たち
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コーヒー、カカオ、コメ、綿花、
コショウの暗黒物語
-生産者を死に追いやる
グローバル経済- -
フィリピンバナナのその後
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エビと日本人Ⅱ
-暮らしのなかのグローバル化- -
パプア-森と海と人びと-
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フェアトレードの人類学
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甘いバナナの苦い現実