レポート

東ティモール:脱穀、選別、いよいよ日本へ輸出

2012年11月16日

前回の産地レポートでお伝えした大豊作の今年のコーヒー。

生産者から集荷した後、港のある首都ディリに送られ、2次加工が始まります。

1本のコンテナに18トンのコーヒー。

600袋のコーヒーをみんなで手分けして加工します。

 

これは篩(ふるい)の機械で脱穀した生豆の大きさを分けているところです。作業場は埃っぽくて暑くて、とても疲れます・・・。

これは篩(ふるい)の機械で脱穀した生豆の大きさを分けているところです。作業場は埃っぽくて暑くて、とても疲れます・・・。

まずは、パーチメント(内果皮が付いた状態)を脱穀し、生豆(グリーンビーンズ)の状態にします。

 

その後、作業場の近所から女性たちが集まってきて、虫に喰われている豆や、発酵して黒ずんでいる豆などの欠陥豆を手作業で取り除きます。 1粒の欠陥豆が100粒の良豆をダメにするとも言われており、コーヒー生産のとても大切な作業なんです。

 

朝から夕方までコーヒー生豆と睨めっこ。目・肩・腰にきます。

朝から夕方までコーヒー生豆と睨めっこ。目・肩・腰にきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、麻袋に詰めて、計量を終えた後、遂に日本へ輸出するためにコンテナに積み込みます。

炎天下の中、1袋1袋、力仕事でコーヒーの入った麻袋を積んでいきます。

 

多くの人の努力と汗によって遠い日本に届く東ティモールコーヒー。

そんな人々のことを思い浮かべながら飲んでもらえたら嬉しいです。

「暑いー、疲れたー」と文句を言いながら、きれいに積んでくれた作業員たち。

「暑いー、疲れたー」と文句を言いながらも、きれいに積んでくれた作業員たち。

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