ATJレポート「パレスチナのオリーブオイル」
産地の様子や生産者の声をはじめ、民衆交易に関わる人・もの・コトの情報をお届けします。
- 【PtoP NEWS vol.28 特集】土地を守るためのオリーブ栽培 from パレスチナ
パレスチナと聞いて、皆さんはどういうイメージをお持ちだろうか?私の知り合いの大半は「あぁ、あの大変な所ね」という反応である。新聞やマスコミでパレスチナが取り上げられるのは、物々しい話ばかり。
しかし、「どうか、どこか遠い国で起こっている自分たちに関係のないことと思わないでほしい。無関心でいることが一番罪深いことだから。日本で、そして世界でパレスチナのことを思ってくれている人びとがいるということが、自分たちの力になる」と、パレスチナの人びと。
- 【PtoP NEWS vol.26 ここが知りたい!】オリーブオイルの品質
地中海沿岸地域を原産地として紀元前から栽培されるオリーブ。オリーブの搾油技術が確立するまでは「貴重品」として扱われていたこともあり、偽の品質表示などが絶えず、古代ローマ時代からすでに「格付」が存在していたといわれています。
- 【パレスチナ】行政拘禁されていたファラージ氏が釈放されました!
昨年5月よりずっと行政拘禁されていたパレスチナ農業開発センター(UAWC)職員のアブドゥル・ラザック・ファラージ氏が釈放されました。
- 【PtoP NEWS vol.21】パレスチナでのオリーブ収穫
オリーブは、今から6000年くらい前には、すでに栽培されていたと言われます。そして、人びとはその実を搾ることで油を得ていました。パレスチナの人びとはその昔ながらのオリーブ生産をするにも、理不尽な苦労を強いられています。
- 【PtoP NEWS vol.07.201610 特集】パレスチナ人民連帯国際デー
毎年11月29日は、国際連合(以下、国連)が定めた「パレスチナ人民連帯国際デー」です。この決議採択によって、多くの人びと(パレスチナ人)がこの地に住んでいましたが、同決議をきっかけとして翌年5月に現在のイスラエルの建国が宣言され、その地に住んでいた多くのパレスチナ人(主にアラブ人)が自分たちの土地を追われて難民となりました。では、パレスチナ人とは全く無関係な第三者が寄り集まって二分割するという理不尽な採択が、何故なされたのでしょうか?
- UAWCファラージ氏の即時釈放を求める嘆願書を、駐日イスラエル大使に提出しました。
5月24日未明、イスラエル軍により自宅で拘禁されたパレスチナ農業開発センター(UAWC)職員のアブドゥル・ラザック・ファラージ氏の即時釈放を求める嘆願書に計11団体が賛同しました。嘆願書は駐日イスラエル大使に提出し、受理されたことを確認しました。
- 緊迫するパレスチナ情勢、UAWC職員ファラージ氏再拘禁
4月半ばより1500人を超える政治犯がハンガーストライキを続けている中で、オリーブオイル出荷団体のひとつ、UAWC総務部長のアブドゥル・ラザック・ファラージ氏が逮捕されました。同氏はこれまでも度々理由も明らかにされないまま、イスラエル当局に拘禁された経験があり、2014年、ATJは同氏の即時釈放を求めるキャンペーンを展開した経緯があります。釈放された2015年10月からわずか1年半余りでの再逮捕です。
- パレスチナ:オリーブの木、2000本が破壊される
パレスチナのカルキリヤ県で、イスラエル軍がパレスチナ農民のオリーブの木、2000本を破壊しました。オリーブオイルの出荷団体、パレスチナ農業開発センター(UAWC)は、イスラエル軍による暴力行為を止めるよう国際社会に呼びかけるアピールを出しました。
- パレスチナ報告(後半)パレスチナのオリーブオイルについて
シャディ・マフムッドさんの報告後半は、パレスチナにおけるオリーブの意味とオリーブオイルのフェアトレードの意義について語ります。
- パレスチナ報告(前半)パレスチナ問題とは何か。そしてイスラエル占領の実態について。
昨年11月に来日したオリーブオイル出荷団体、パレスチナ農業復興委員会(PARC)のシャディ・マフムッドさんがイスラエルの占領の実態やオリーブオイル生産について報告しました。
- 【パレスチナ】ファラージさんからのお礼状
10月21日、20か月に及ぶ行政拘禁から釈放されたパレスチナのオリーブオイル出荷団体、パレスチナ農業開発センター(UAWC)職員、アブドゥル・ファラージさんより、日本の皆さんからのご支援に対するお礼が届きました。
- UAWCがアラブ思想財団賞(経済創造部門)を受賞!
農民支援のNGOであり、オリーブオイルの出荷団体でもあるパレスチナ農業開発センター(UAWC)が2015年度アラブ思想財団経済創造部門賞を授与しました。