レポート

ネグロス東州地震被災者支援活動報告

2012年5月29日

ATJはオルター・トレード社(ATC)の要請を受けて本年2月6日、ネグロス東州で起きた地震の被災者への募金を2月末より呼びかけてまいりました。株主生協、APLA会員をはじめ、多数の方からご協力をいただき、約143万円をATCに送金することができました。ATCは現地で集めた募金を加えて、バナナ産地であるプラナス村、ホマイホマイ村で5回の支援活動を実施しました。活動にはATC職員も多数バコロドから駆けつけました。

1. 支援活動内容

第1次救援活動:2月13日(月)、ネグロス東州ギフルガン市プラナス村
大規模な地滑りが発生し、多くの住民が避難しているプラナス村1,000家族に対して米2キロ、いわし缶詰3缶、マスコバド糖250gの食料パック、ATC社員が集めた古着を配布しました。

第2次救援活動:3月3日(土)、同ホマイホマイ村
米3キロ、干魚500g、マスコバド糖1キロを450家族に配布。校舎が損壊して休校中のホマイホマイ小学校に対しては、仮教室の建築資材として屋根用に大きなキャンバス地の布7枚、合板を提供しました。

第3次救援活動:3月11日(日)、ホマイホマイ村
この日のプログラムは、精神的に辛い日々を送っている小学生のために企画されました。集まったホマイホマイ村、プラナス村、アンテバラス村の子どもたち350名に対して、学用品、教科書、靴、おもちゃ、お菓子等、また学級ごとに絵本やスポーツ用品を配りました。この後、ATC職員が子どもたちとゲームを行い、笑いと歓声が村中に沸き起こりました。プログラムのハイライトはキャンドルナイト。親と子どもが順番にローソクを灯し地元の犠牲者とともに東日本大震災の犠牲者も追悼しました。

第4次救援活動:3月24日(土) 同プラナス村
地滑りで避難生活を送る49家族に対して、トタン板10枚、合板6枚、針金・釘2キロ相当などの建築資材を配布しました。

第5次救援活動:3月27日(火) 同プラナス村
小学生及び就学前児童、計701名のためにATC職員が集団でゲームを行い、靴やお菓子などを配布しました。

2. 募金総額

1,431,050円(団体・法人16、個人17名)

3. 送金状況

第1回送金:1,016,000円
第2回送金:415,050円
現地通貨換算:計732,448ペソ

4. 支援活動経費

第1次~第5次救援活動費総計:691,084ペソ

なお、残額はホマイホマイ村長の要請により、同小学校の用地取得(現校舎の敷地は高台にあり地滑りの危険があるため、小学校は移転する計画)の一部として活用されます。

【支援活動の様子】

お米などを食料配布
お米などを食料配布(3月3日)
小学校仮教室を建設中
小学校仮教室を建設中(3月3日)
犠牲者を追悼
犠牲者を追悼(3月11日)
追悼イベント集合写真
追悼イベント(3月11日)
子どもとゲームで遊ぶ
子どもとゲームで遊ぶ(3月24日)
建築資材で家を建築中
建築資材で家を建築中(3月24日)

オルター・トレード社(ATC)からのお礼状(訳文)

募金していただいた日本の皆様へ

ネグロス東州で発生したマグニチュード6.9の地震被災者、とくにギフルガン町の農民とバランゴン生産者に代わって、最も辛く困難な時期に彼らを心に留め、支援の手を差し伸べてくださった皆様に心からの感謝を表明したいと思います。皆様からのご寄付、メッセージや思いによって、どれほど彼らの心の痛みが和らぎ、もう一度暮らしを再建しようと前向きな気持ちになったことでしょう。

元の暮らしに戻るプロセスは、この先長くかかるでしょう。プラナス村で起きた地滑りによって愛する者を失った人はなおさらです。しかし、私たちの継続的な関与とバランゴン民衆交易がつないでくれたつながりは、復興に向けた手段を必ずや提供してくれるものです。

改めて感謝の気持ちを表します。皆様からの計り知れないご支援をいつまでも心のなかに大切にしまっておきます。

オルター・トレード社(ATC)社長
ヒルダ・カドヤ

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