パレスチナ・ガザ地区、ヨルダン川西岸地区救援カンパのお願い
2023年10月7日に始まったハマスとイスラエル軍の武力衝突は、双方の市民に多数の犠牲者を出しています。とりわけパレスチナ・ガザ地区では、逃げ場のない市民に対する連日の空爆で、死者8,525名、負傷者21,543名(10月31日現在)にのぼっています。食料、水、電気、燃料、医薬品が絶対的に不足し、220万の人口のうち140万人が避難生活を強いられています。
こうした事態を受けて、パレスチナのオリーブオイルの2つの出荷団体、アルリーフ社(パレスチナ農業復興委員会(PARC)のフェアトレード事業会社)、およびパレスチナ農業開発センター(UAWC)では、封鎖が解除され次第、ガザ地区の人びとに対する物資の緊急支援、中期的には爆撃によって破壊された農地や農業施設の復興支援を行う準備を進めており、日本にも支援の要請が届きました。
ガザ地区の深刻な状況はメディアでも連日、報道されていますが、オリーブの産地であるヨルダン川西岸地区でも入植者やイスラエル軍の暴力行為による死者は120人以上にのぼっており、強制立ち退きの事例も多数報告されています。中でもイスラエルの軍事支配下に置かれており、オリーブ生産者のほとんどが住むエリアCでこうした事件が頻発しています。そのため、UAWCでは西岸地区で避難生活を送る農民や遊牧民に対する住居やテント、住宅資材の提供も行います。
PARC、UAWCから送られてきた緊急アピールを受け、ATJではパレスチナの人びとへの心からの連帯を込めて、両団体の活動を支援するため募金を呼びかけます。
アルリーフ社及びUAWCが行う支援活動について
1)ガザ地区
- 食料や水、医薬品や乳児用ミルク、テントや衣類などの支援物資の提供
- 建設資材の提供
- 破壊された農地や農業施設、灌漑施設の復旧
2)ヨルダン川西岸地区
- 避難民への住居やテント、住宅資材、生活必需品の提供
- 土地を差し押さえれらた人びとへの法的支援
詳しくは、両団体の緊急アピールをご覧ください。
■アルリーフ社/PARC 緊急アピール「ガザ地区に希望を 募金キャンペーン」
■UAWC 緊急アピール「ガザ地区とヨルダン川西岸地区エリアCの人道支援と復興 、現在進行中のジェノサイドと民族浄化から、ガザとエリアCの住民を救うために」
<募金の方法>
募金窓口は、姉妹団体NPO法人APLAが窓口となっています。
■郵便振替: 00190-3-447725 特定非営利活動法人APLA
※通信欄に必ず「パレスチナ救援」と明記ください。
■銀行口座: みずほ銀行高田馬場支店(普通)2650327
特定非営利活動法人APLA
※振込人名、金額、「ガザ緊急支援」である旨をAPLA事務局までご一報ください。
■クレジットカードの場合
お手元にクレジットカードをご用意ください。お申込みフォームで「今回のみの寄付」「00.パレスチナ緊急支援」をお選びいただき、寄付金額をご選択ください。その他の必要事項をご入力のうえ、「決済方法」で「クレジットカード」を選択ください。続いて、クレジットカードの情報の入力画面が表示されます。
◎いずれの場合も領収書の発行は省略させていただきます。領収書が必要な場合は、APLA事務局までご連絡ください。
◎募金総額の一部(上限5%)を事務経費のために使用させていただきますこと予めご了承ください。
なお、皆さまから頂いた募金は按分してPARC、UAWCに送金いたします。
お問い合わせ先
特定非営利活動法人APLA
TEL: 03-5273-8160/FAX: 03-5273-8667
メールの場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
新着レポート
-
オリーブオイル
12/19(木)開催 オンラインセミナー「パレスチナのオリーブ生産者は今 2024」 2024年11月25日
-
カカオ
パプアのカカオ生産者協同組合がんばっています! 2024年11月18日
-
バランゴンバナナ
-
バランゴンバナナ
【バナナニュース355号】 レンジで簡単!マグカップバランゴンバナナケーキ🍌 2024年10月8日
-
エコシュリンプ
<今月のおいしい!>社員食堂の人気メニュー 2024年10月3日
-
バランゴンバナナ
【バナナニュース354号】LUFISFAの生産者、干ばつ、台風、大雨、突風にも負けず 2024年9月11日