レポート

<バランゴン民衆交易公開セミナー> バランゴン生産者の素顔を探る -フィリピン、東ネグロス州編

2014年10月7日

バランゴンバナナの民衆交易は、1989年、フィリピン、ネグロス島で始まりました。島の東半分にある東ネグロス州は、現在、約700名の農民がバランゴンを栽培しており、バランゴンの出荷量全体の25%を占める主要な産地の一つです。

東ネグロス州では、バランゴンバナナは主に零細農民によって栽培されています。生産者はどういう暮らしをして生計を立てているのでしょうか。どういう思いでバランゴンバナナを栽培し、日本の消費者に届けているのでしょうか。また、バランゴンは生産者にとってどういう意味を持ち得ているのでしょうか。

東ネグロス州でバランゴン交易が始まった当初から出荷団体であるオルター・トレード社(ATC)のフィールド・スタッフとして活動するロッドジム・カトゥバイ氏、そして今年8月に東ネグロス州の3つのバランゴン産地で調査を行った市橋秀夫氏、両名より生産者の素顔と暮らし、産地の特徴、生産者が抱える課題と可能性について報告してもらいます。東ネグロス州からのゲストの生の声、そして現地調査の報告を聞けるまたとない機会です。ぜひご参加ください。

発表者プロフィール

ロッドジム・カトゥバイ氏

愛称はボイさん。オルター・トレード社(ATC)フィールド・スタッフとして、東ネグロス州でバランゴン交易が始まった当初から集荷及び生産者の栽培指導に従事。自身の農場で有畜複合農業も実践している。お連れ合いのアンさんもATC産地スタッフとして活躍。

 

市橋秀夫氏

埼玉大学教養学部教員、専門はイギリス近現代社会史研究。イギリスのフェアトレード文献の翻訳や、その歴史的変遷の調査などを行なう。2009年以降、バランゴンバナナ生産者の調査に継続的に関わっている。

日時:2014年10月25日(土)16:15~18:15 (開場:16:00)

会場:新宿コズミックセンター 3F 大会議室

東京都新宿区大久保3-1-2
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=667
東京メトロ副都心線「西早稲田」駅より徒歩約3分
東京メトロ副都心線・都営大江戸線「東新宿」駅より徒歩約10分
JR・西武新宿線「高田馬場」駅、JR「新大久保」駅より徒歩約15分

参加費:300円(資料代)

申し込み方法

参加ご希望の方は事前にお申し込みをお願いします。定員になり次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。

ファックス(FAX:03-5273-8162)の場合:件名に「10月25日セミナー申し込み」とご記入の上、氏名(必須)、所属(任意)をお知らせください。
電話の場合:TEL:03-5273-8176、氏名と電話番号をお知らせください。

チラシはここからダウンロードして下さい。

主催:(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)、NPO法人APLA(あぷら)
お問い合わせ先:ATJ 政策室 小林まで TEL:03-5273-8176

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