ガザ地区への緊急支援金のお願い
(※8/18にPARCの緊急救援状況等について加筆修正を行いました。)
私たちがオリーブオイルでつながるパレスチナの人びとが過酷な状況に置かれています。2014年7月8日にイスラエルが開始したガザ地区への空爆、7月17日(現地時間)以降は地上戦も展開され、ガザ地区ではこの軍事攻撃により民家、病院、国連機関、発電所等、人びとの生活基盤が壊滅的に破壊されるという危機的な状況にあります。
ATJおよびAPLAでは、こうしたガザの状況を受け、パレスチナの人びとに心からの連帯を送るために、復興に向けた支援のための募金を呼びかけます。この募金は、オリーブオイルの出荷団体であるUAWC(パレスチナ農業開発委員会)、PARC(パレスチナ農業復興委員会)などが行うガザ地区の緊急支援活動に使います。
- UAWC・PARCを中心に、現地NGO等が連携し、ガザの人びとに支援物資を送ることを開始しています。
- ヨルダン川西岸地区で調達した食料物資は、ガザ地区がイスラエル政府により封鎖されているため、国連機関や赤十字の協力を得て搬送されます。
- UAWCでは、支援の対象は、農民・漁民を中心としたガザで被害に遭った人びとで、10,000家族へ届けることを目標としています。
- PARCでは、当面8,500人を対象に、10万ドル相当分の緊急救援物資を届けることで動いています。
- 緊急救援物資の支援が終了した後には、現地の状況に合わせて必要な支援を行うことになります。その使途については、追ってご報告させていただきます。
[box type=”shadow”]郵便振替の場合
00190-3-447725 特定非営利活動法人APLA
※通信欄に必ず「ガザ緊急支援」と明記ください。[/box]
[box type=”shadow”]銀行振込の場合
みずほ銀行高田馬場支店(普通)2650327
特定非営利活動法人APLA
※振込人名、金額、「ガザ緊急支援」である旨をAPLA事務局までご一報ください。[/box]
◎領収書の発行は省略させて頂きます。領収書が必要な場合はAPLA事務局までご連絡下さい。
◎募金総額の一部(上限10%)を事務経費のために使用させていただきますこと予めご了承ください。
なお、国連人道問題調整事務所(OCHA)によれば、7月8日の空爆開始以来、8月10日までに1,948人の犠牲者が出ており、その7割以上が多くの子どもや女性を含む民間人です。家屋の破壊についても11,855の家屋が破壊されたり甚大な被害を受けています。そのため、人口の約4分の1にあたる40万人以上の人びとが国連施設や親戚の家での避難生活を強いられています。
ユニセフ・パレスチナ事務所特別代表の功刀純子(くぬぎじゅんこ)さんは、「今回の攻撃によりガザ地区では、(この7年間に起きた)紛争の中で、最も長く、最も多くの方が亡くなり、そして最も甚大な破壊をもたらしています。ガザに暮らす方やガザへの物質的な損害は、言葉では言い表せません」と述べています。
こうした状況を踏まえて、ATJ/APLAでは関連団体との連名でイスラエル大使館、外務省に対して、「人道的な観点から軍事攻撃の即刻停止と人道物資搬送の保証」を要請し、日本の消費者等がガザ攻撃に対して抗議の意思を持っていることを表してきました。
今、ガザの人びと、ひいてはパレスチナの人びとにとって必要なことは、同じ人間として尊重され、人間らしく生きることができ、子どもたちが希望を持って毎日を生きられる平和な環境です。パレスチナの人びとは過酷な状況にあってもオリーブを栽培し、野菜や花を栽培し、経済的な自立に努力を惜しまず子どもたちの未来を願って生きています。
【現地状況、支援活動に関するお問い合わせ】
ATJ 企画課(持井/幕田)までお願いします。
TEL:03-5273-8176 メール:pr@altertrade.co.jp
【募金についての問い合わせ先】
特定非営利活動法人APLA
TEL: 03-5273-8160 / FAX: 03-5273-8667
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