オリーブオイル
古くから平和の象徴とされてきたオリーブ。その原産地の一つ、パレスチナの大地から、平和への願いを込めてオリーブオイルをお届けします。
オリーブは平和、肥沃、そして生命の象徴として、特別な意味を持つ果実として扱われてきました。聖書やコーランの中ではオリーブが繰り返し登場します。そしてそのオリーブの実から生まれたオリーブオイルは、食用としてだけでなく、灯油や塗り薬、化粧品としても使われてきました。紀元前1000年には既にパレスチナ地方に搾油場があり、オリーブオイルを生産していた記録があるほどです。オリーブオイルは単なる食材以上の意味を持つものとして、パレスチナの人々の暮らし、文化、歴史に深く根づいてきました。
現在でもほとんどのパレスチナの村には搾油場があり、人々の貴重な生活の糧となっています。しかしイスラエルによる土地接収により、農地が奪われ、畑が破壊されるということがおきています。現に2000年以降、約20万本ものオリーブの木がイスラエル軍によって引き抜かれています。
このオリーブオイルは、農業復興に取り組む現地NGOと農民の協力によって作られました。ひと粒ひと粒ていねいに収穫したオリーブから抽出した一番搾りです。パレスチナの大地が育んだ豊かな味と香り。そこには村の人々の技と平和への願いが詰まっています。
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最新情報
パレスチナ・ガザ地区救援活動報告(パレスチナ農業開発センターより)
5月のガザ爆撃をうけATJでも呼びかけを行っていた救援カンパの活動報告が、オリーブオイル出荷団体のパレスチナ農業開発センターより届きました。
もっと読む繰り返されるガザ地区への攻撃、 その背景にあるパレスチナ問題とは fromパレスチナ
2021年5月、パレスチナ自治区ガザがイスラエル軍による空爆に見舞われ、子ども66人を含む242人のガザ住民が犠牲となり、2000人近くが負傷しました。ガザではこれまでもイスラエル軍による大規模な軍事攻撃があり、その度に多数の尊い人命が失われてきました。なぜ攻撃は繰り返されるのか。その背景にはどんな問題があるのでしょうか。
もっと読むセミナー案内:「パレスチナの声を聴く」連続オンラインセミナー
なぜガザへの攻撃は繰り返されるのか?占領下のパレスチナの状況や現地NGOの活動とその根底にある思いについて、現地や日本のNGOスタッフからじっくり聴けるセミナーを開催します。
もっと読むレシピ:パレスチナのオリーブオイルを使った和風サラダ
オリーブオイルは洋風のお料理だけのもの?いえ、違います! パレスチナのオリーブオイルって実は和の食材との相性がいいのです。 今回使っているような香りの強い野菜と合わせると相乗効果となって、素材同士の良さがより引き出されます。
もっと読む【ガザ救援カンパ】農業へも大きな被害
5月のガザ爆撃では都市部だけではなく、イスラエルとの境界近くに広がる農地でも大きな被害がありました.。現地のオリーブオイル出荷団体では、爆撃による被害状況について現地調査を進めてきました。爆撃の被害により、ガザ地区の食料事情はさらに悪化し、被害を受けた農家は収入の道が断たれて生活が困窮しています。
もっと読む【ガザ救援カンパ】食料配布支援が始まりました。
オリーブオイルの出荷団体による食料などの緊急支援が始まりました。 国連が運営を支援する学校に避難していた人びとの多くが帰宅しましたが、まだ9000人程が親族の家に身を寄せています。約40%の住民が水道水を使えず、電気が供給されるのは1日わずか5時間と厳しい生活が続いています。
もっと読むパレスチナ・ガザ地区救援カンパのお願い
現地パートナーのオリーブオイル出荷団体が、爆撃で家を失い避難民となった人々への緊急救援を開始しました。パレスチナの人々に心からの連帯を込めて、この活動を支援するため募金を呼びかけます。
もっと読むパレスチナが燃えている~ガザ情勢~
メディアでも報道されておりますように、ガザ地区では5月10日よりイスラエル軍による爆撃が続き、国連人道問題調整事務所によると、5月19日現在、子ども63名を含む219名が犠牲となりました。現地出荷団体からの報告も合わせてご覧ください。
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