【バナナニュース371号】ジュジさんからのお手紙(前編) ~人や地域と向き合い、学び合える仕事に携わって~
こんにちは。オルタートレード・フィリピン社(ATPI)のバランゴン・マネジメントチームのメンバーで、営業マネージャーを務めているジュジ・ルース・ペランテです。
大学卒業後、教師を目指して教員免許取得の勉強を続けながら、2010年にATPIでの仕事を始めました。最初は、バランゴンバナナ生産者のデータ管理業務を担当し、産地の情報を支える役割を担ってきました。

現在は、事業部の営業・マーケティング・アドボカシー部門で、バランゴンバナナの担当を務めています。国内の産地や生産者とのコミュニケーションに加え、日本や韓国のパートナーとの調整・連携、交流プログラムの企画・運営、産地訪問の受け入れ対応を行っています
また、動画やニュースレターなどの広報・マーケティング資料の制作や、バランゴンバナナのウェブサイトの管理も担当し、情報発信にも取り組んでいます。

最終的に私は教師の道には進みませんでしたが、元々は教師を目指していました。教育を学ぶ過程で、「学びが人の自信を育み、価値観を形づくり、可能性を引き出す力を持っている」ということに気づきました。この気づきは、現在のATPIでの仕事にも確かに生きています。

様々な業務に携わり、生産者や同僚、国内外のパートナーと関わる中で、バランゴンバナナの民衆交易事業が持つ意味を、より深く理解するようになりました。
そして、農業を通じて人や地域と向き合い、学び合える仕事に、より主体的に関わりたいと考えるようになりました。

バナナの圃場を訪問し、生産者の方々やご家族と何気ない会話を交わすことは、私にとって大切な学びの時間です。自分たちが丹精込めて育てたバナナが、遠く離れた日本の皆さんの食卓に届き、日々の暮らしを支えていることを誇らしげに語る生産者の姿に、私はいつも心を動かされます。
こうした経験を通じて、バランゴンバナナは単に生計を支える作物ではなく、生産者一人ひとりの「生きがい」や「使命感」を形づくる存在なのだと、現場で実感しています。生産者の想いを聞くたび、私は身が引き締まると同時に大きな励ましをもらっています。
(後編に続く)
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