レポート

【バナナニュース296号】バランゴンバナナが日本に届くまで

2019年11月7日

1989年フィリピン・ネグロス島から始まったバランゴンバナナの交易は、現在5つの島(ネグロス島・ルソン島・パナイ島・ボホール島・ミンダナオ島)に広がり、約3,000人の生産者がバナナを届けてくれています。

①収穫
バナナは多年草で、1本の株が実をつけるのは一度だけ。次は株の根元から出てくる脇芽が成長して実をつけます。収穫はバナナの茎を切り倒して行います。

バランゴンバナナの収穫

収穫したバナナの房分け

集荷所までの山道をバナナを担ぎながら運ぶ様子

②集荷
収穫したバナナは畑や集荷所で房ごとに切り分けて、傷まないようにコンテナに入れるなどしてパッキングセンターまで運ばれます。

集荷所

③洗浄/箱詰め
パッキングセンターでは、バナナを水でていねいに洗浄して、汚れなどを洗い落とします。そして、熟度、傷、サイズなどをチェックしてから箱詰めします。

④日本へ運搬
各産地から冷蔵コンテナ船や空輸でマニラやダバオの国際港に運ばれたバナナは、最終検品を経て、国際冷蔵コンテナ船に積み替えられ日本に向けて出港します。

——————————————————————————————————-

よろしければ、このニュースを読んだ感想をお聞かせください。
生産者へのメッセージは生産者に伝えていきます。よろしくお願いいたします。

[Form id=”15″]

新着レポート

レポート一覧