【バナナニュース338号】「Gusto ko ug kabayo(馬が欲しい)」 ~北ミンダナオ、バラグナン村~
~バナナ担当小島の研修出張見聞録(今後不定期で掲載します)~

村の中央に舗装道路が走っており、その道を進むとやがて山道になり、その山道を登っていくとバナナの圃場に着く。近い圃場は村から徒歩で約20分、遠い圃場は2時間以上かかる。
「Gusto ko ug kabayo(馬が欲しい)」。
生産者リコさんが民衆交易を通して叶えたい目標だと言う。リコさんの圃場は遠いため、馬がいれば圃場への行き来がずっと楽になる。馬は圃場の草を勝手に食べるのでその分の餌代はかからず、収穫時には飼い主のそばで待つことができる。馬は10,000ペソ(日本円にして約24,000円)する。頑張ってお金を貯めて5年後くらいには購入したいそうだ。
▼馬に乗ってバナナ畑に向かいます🐴
村ではバランゴンバナナはココナッツに次ぐ、現金収入を得る大切な手段だ。村から市場へ農作物を運ぶ手段がない人が多く、仲買人が来ても買取価格が変動し安く買われる懸念もある。バランゴンバナナは価格が安定しているため、安心して着実に目標を達成する一助になる。
リコさんの場合は馬だが、子どもの学費、車の購入など目標は様々。バナナからの収入を暮らしに必要な日用品の購入に充てる人もいる。バランゴンバナナの民衆交易はそんな生産者約2,800名と繋がっている。
◆バラグナン村の様子◆








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