パレスチナの行政拘禁された人々のハンガーストライキに大きな動きがありました
海外メディアで、行政拘禁者のハンガーストライキが終了したとの報道が出ています。
この状況の確認をとるため、UAWCに連絡を入れたところ、
「6月24日にハンガーストライキは終了した模様」
「詳細に関しては、現在確認中」
「UAWCは、ファラージさんを始めとした行政拘禁された人々のハンガーストライキを国内、世界の人々が支援をして頂いたことに敬意を表している」
「まだ、行政拘禁制度を止めるためのキャンペーンは継続している」
との返答がありました。ファラージさんの状況については把握できていません。
現時点では、各メディアにより、報道される情報も違いがあるために、今後情報を確認しながら随時皆様に状況をお知らせいたします。
以下 6月25日付 ニューヨークタイムス(The International New York Times)の記事にこの間の動きについて書かれていますので抄訳してお伝え致します。
★6月24日、75人の被拘禁ハンスト者全員が、ストライキに参加したことに対する懲罰や罰金は科されないという約束を取り付けハンガーストライキを止めることを合意した。また、行政拘禁そのものに対する対話は引き続き行われる。
★イスラエル監獄局のスポークスマンは、「ハンガーストライキを行った75人は現在病院で、監獄に戻られる状態になるまでは、水とサプリメントを摂取している」と述べている。
★ネタニヤフ首相は、イスラエル監獄局や保安当局の努力によってハンストが止まったことに対し、賞賛の声。また、イスラエルは、今後のストライキを起こさないようにするために、新しい方策を考えていくことを付け加えた。
★被行政拘禁者とイスラエルとの対話を通してハンストは終了したが、双方共に折れなかった。
★イスラエルは、ハンスト者の中に死者が出ることで、囚人やそれを超えた規模での騒動が起きることを恐れている。
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