オリーブオイル
古くから平和の象徴とされてきたオリーブ。その原産地の一つ、パレスチナの大地から、平和への願いを込めてオリーブオイルをお届けします。
オリーブは平和、肥沃、そして生命の象徴として、特別な意味を持つ果実として扱われてきました。聖書やコーランの中ではオリーブが繰り返し登場します。そしてそのオリーブの実から生まれたオリーブオイルは、食用としてだけでなく、灯油や塗り薬、化粧品としても使われてきました。紀元前1000年には既にパレスチナ地方に搾油場があり、オリーブオイルを生産していた記録があるほどです。オリーブオイルは単なる食材以上の意味を持つものとして、パレスチナの人々の暮らし、文化、歴史に深く根づいてきました。
現在でもほとんどのパレスチナの村には搾油場があり、人々の貴重な生活の糧となっています。しかしイスラエルによる土地接収により、農地が奪われ、畑が破壊されるということがおきています。現に2000年以降、約20万本ものオリーブの木がイスラエル軍によって引き抜かれています。
このオリーブオイルは、農業復興に取り組む現地NGOと農民の協力によって作られました。ひと粒ひと粒ていねいに収穫したオリーブから抽出した一番搾りです。パレスチナの大地が育んだ豊かな味と香り。そこには村の人々の技と平和への願いが詰まっています。
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最新情報
アクラバ村でオリーブの苗を植樹しました。
1月20日、UAWC(パレスチナ農業開発センター)が支援するアクラバ村のオリーブ生産者がオリーブの苗を植樹しました。植樹活動については現地紙でも伝えられました。
もっと読むオリーブ苗木を植樹してパレスチナ農民を応援します!
イスラエル占領下でパレスチナの農民は常に農地没収や、イスラエル軍や入植者の破壊行動に脅かされています。先祖代々大切に育ててきたオリーブ畑も同様です。そこで10月より、パレスチナのオリーブオイルを取り扱ってくださっている(株)大地を守る会と共同で、オリーブの苗を植えて農地を守っていくために基金積立てを始めました。
もっと読む日常の暮らしにある困難と希望-マルダ村オリーブ生産者
スパイシーでコクのある風味がやみつきになるパレスチナのオリーブオイル。そんな我々のささやかな幸せは、パレスチナ自治区で困難と闘いながらオリーブを育てている農家の皆様によってもたらされています。
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