イベント報告1:パプア・チョコレートの挑戦|~現地パートナーを迎えて~
~現地パートナーを迎えて~
長年「民衆交易」を通じて、バナナやエビ、コーヒーなど、アジアの農民と直接関わり合いながら、各地域の資源を生かし、南の生産者と日本の消費者を「顔の見える関係で」つないできた(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)の商品に、新たにチョコレートが加わることになりました。
インドネシア領パプアから届くカカオで作られるチョコレートは、豊かな大地・森で育ったカカオを活用し、パプアの人びとが自分たちの手で暮らしと地域を創ることで、グローバル化の中で周縁に追いやられている現状を打開し 、持続可能で自立した経済の仕組みづくりにチャレンジする試みそのものです。パプアのカカオ産地では、2012年より収穫、加工の取り組みが始まりました。
初めての収穫シーズンを終えて、パプアよりカカオ事業に取り組む仲間たちが来日し、その現地の状況や課題を聞き、またこれまで、民衆交易の商品を使ったおいしいごちそうのレシピを作っていただいている「きまぐれや」の吉田友則シェフに、チョコレートだけではないカカオを用いた誰にでもできる様々な使い方を提案していただきました(イベント案内)。
パプアのカカオ事業はこれからがスタート。並んだ完成品を買うのだけではなく、人のつながりから自分の食を作っていける、そんな提案にもなっていけばと思います。
ぜひご注目ください。
ようやくスタート!
3年間の準備を経て、やっと今年、パプアでカカオの収穫、出荷がスタートしました。これから始まります。
オルター・トレード・ジャパン社長の上田の挨拶です。
カカオ栽培で盛り上がるパプアの村々
パプア農村発展財団(YPMD)代表の デッキー・ルマロペンさんにパプアの現地ではカカオをめぐってどんな歴史があって、現在どうなっているか、語っていただきました。先住民族自身が自分たちの経済を作るために悪戦苦闘、その様子をお伝えします。
[button link=”https://altertrade.jp/wp/archives/2035″ color=”silver”]デッキーさんのパプア現地報告[/button]
吉田シェフにとってのパプアのカカオ
カカオといえばチョコレートと思ってしまう私たち。でも吉田シェフの考えはちょっと違います。「これは発酵調味料だ!」と思いもかけないものに入れていきます。
日本の伝統的食品と合わせるという意外なアイデアも。既成概念の枠を破って自分たちが作り上げる食文化の案内人、吉田シェフの魔術をご覧ください。
[button link=”https://altertrade.jp/wp/archives/2064″ color=”silver”]吉田シェフの提案するパプア・カカオレシピ[/button]
民衆交易とパプアのカカオ
カカオで盛り上がるパプア現地、そして日本。私たちは何をしていけばいいか、このプロジェクトの開始から関わり続ける堀田オルター・トレード・ジャパン取締役にとってはカカオは「苦い」ものだといいます。なぜおいしいカカオを苦いというのか、お聞きください。
[button link=”https://altertrade.jp/wp/archives/2075″ color=”silver”]「苦い」カカオから始めよう[/button]
共に作るカカオ、共に作るチョコレートをめざして
このセミナーは終了しましたが、パプアのカカオ事業はこれから始まります。パプアのチョコレート、カカオを使って何を実現していくか、さまざまなアイデアや企画を考えています。
あなたのアイデアもぜひお寄せください。
[button link=”http://www.altertrade.co.jp/06/06_02.html” type=”icon” icon=”mail”]メッセージを送る[/button]
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