畑で遊ぶ子どもたちから見えたバランゴンの意味
2014年2月25日
フィリピン駐在中のオルター・トレード・ジャパン社員、黒岩竜太からの報告です。

バランゴンバナナ集荷中、集荷トラックの付近で遊ぶツピの子供たち。収穫を行っていたバランゴンバナナの畑の管理人の孫とその友達です。
バランゴンバナナの買付中に生産者の子供などや近所の子供が買付所付近に集まっている風景はネグロスなどでよく目にし、特に気になったこともなかったのですが、フィリピンに駐在してから多くの大手多国籍企業のバナナプランテーションを見て、このような風景がバランゴンバナナならではの特別な風景であるということを気づかされました。
大手多国籍企業のプランテーションは閉鎖的で、もちろん子供が中で遊んでいるのを見たことなどありません。むしろ、農薬散布が行われているので、子供が中で遊んでいたら辞めさせたいぐらいです。
バランゴンバナナは開放的で、圃場で子供たちが遊んでいたり、買付中に近所の人が集まってきたりします。管理面を考えるとより閉鎖的にしていった方がいいのかもしれませんが、このように地域の人たちが集まってくるというのはバランゴンバナナの良さの1つだとも思いますし、大手プランテーションとの大きな違いの1つだと感じました。
バランゴンセミナー開きます。3月16日東京池袋 ぜひご参加を!
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