投稿者: okubo
きな粉ボール(きな粉棒)
マスコバド糖黒みつで作る♬コーラ風ドリンク
【バナナニュース342号】「私たちは良い品質のバナナを育ててるんだ」
~バナナ担当者小島の研修出張見聞録④(今後不定期で掲載します)~

ネグロス西州ランタワン村に圃場視察で訪問した際、生産者が「私たちは良い品質のバナナを育ててるんだ」とにっこりと話してくれた。少しギョッとしてしまった。ネグロス島のバナナの品質は他の産地と比べて良好とは言えず、日本での廃棄率が高い産地だからだ。日本の選別場で撮影した写真を見せて、「品質不良で一部が廃棄されている」と伝えたら、生産者は悲しんでいた。
その圃場視察後、州都バコロド市の露店で売られているバナナを見て回った。皮は極めて黒く、実まで傷みがあるバナナも平気で売られていた。地元のスーパーマーケットで販売されている高価な有機栽培バナナ(ラカタン種)ですら、軸腐れと傷が多かった。フィリピンでは、果実も野菜と同じく栄養摂取の意味合いの方が重視されると現地スタッフも話しており、青果物に対する品質基準は日本より寛容だ。
フィリピン国内消費用のバナナと日本への輸出用バナナを同じ基準で考えても仕方がないが、現地で売られているバナナと比べると確かに生産者のバナナの品質はとても良かった。生産者の言葉を思い出し、複雑な気持ちになり、少し悲しい気もした。「私たちは良い品質のバナナを育ててるんだ」と言うように、収穫時のバランゴンバナナには問題がないように見えるが、消費者に届くまでの長距離輸送と日数の経過で徐々に品質が悪化していってしまう。生産者が自信を持って生産したバランゴンバナナの品質をそのまま消費者にお届けできない歯痒さを感じた。
🍌バコロド市の露店やフィリピンで売られているバナナ
フィリピンの露店やスーパーマーケットでは、生食用や調理用の色々な種類のバナナが売られています。

商店街の店前に露店がチラホラ並んでいる。

他にも果実や衣服が多く集まるコーナーもある。



露店で購入したトルダン。1本約10円。
房ごと買わなかったから、割高となった。このバナナの購入理由は、皮がはち切れるほど熟していておいしそうだったから。トルダンは甘酸っぱい。

生食用のラカタン種(細い方。最上段)と料理用のサバ種(上から2段目の左側)のバナナ。
ラカタンは有機栽培バナナらしく高価でも軸腐れやダイヤモンドスポットという病害の傷が多く、品質はそこまで気にされていない様子。
個人的にはラカタン種が一番好き。酸味が少なく、甘い。


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生産者へのメッセージは生産者に伝えていきます。よろしくお願いいたします。
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食のギャラリー/オリーブオイルトマトそうめん
<エコシュリンプのおすすめレシピ>エビトースト
エビの旨味が味わえる一品。おやつやおつまみにも最高です。パーティーメニューにも使えます。

〈材料〉
・エコシュリンプ むき身200g:1袋
・食パン:4枚
(10枚切りのものか、サンドイッチ用)
・卵白:1個
・青じそ:2枚
・細ねぎ(万能ねぎ):適量
・塩、コショウ:適量
<作り方>
①エコシュリンプは塩をまぶして数回水を変えて洗い水を切っておく。ざく切りにし、その内の3分の2は更に細かくしておく。青じそ、細ねぎはみじん切りにする。
②1をボールに入れて卵白を加え、塩、コショウをして粘りが出るまでよく混ぜたら、パンの片面に押し付けるようにして端までしっかりと具材を乗せていく。
③フライパンに1.5cm位の高さまで油を入れ、具材のついている面を下にして色が変わってきたら反対の面も揚げ焼きにする。オーブントースターを温めておき、揚げたトーストがカリッとするまで、3分位焼く。
お好みでスイートチリソースを付けて食べてもおいしいですよ♪
レシピ提供 広瀬康代(ひろせ・やすよ/APLA理事)
まとめ 大久保ふみ(おおくぼ・ふみ/ATJ)
PtoP NEWS vol.57
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ラオス・コーヒー生産者との再会

3 年ぶりにラオスコーヒー産地、南部ボラベン高原へコーヒー収穫期に訪問してきました。コロナ禍は、ATJ のモットーである「顔と顔の見える関係」作りが困難となった苦しい時期でしたが、ようやく生産者の方々と「久しぶりだね、元気だった?」「コロナ禍は大丈夫だった?」などと話しながら、再会を果たすことができました。
ノンルワン村のジョンさんは、訪問した時はなぜか少し不機嫌そうでしたが、同じ時間を一緒に過ごして、ラオスの代表的なお酒であるラオラオ(米焼酎)を酌み交わすうちに、「コロナ禍だったことは分かっていたけれど、もう来てくれなくなって、これまでの友情も終わってしまったのではないかと、とても悲しく思っていた…」と打ち明けてくれました。そんな様子から、再会を心から喜んでくれているように窺えて、私もとても嬉しい気持ちになりました。

実際に、新型コロナウイルスが感染拡大してから、コーヒー豆を買い付けなくなったり、ラオス国内でコーヒー産業育成のための事業を止めてしまったりした会社・団体があることを知りました。一方でATJは、毎年買い続けることを基本方針としており、これまでそれを守り続けています。そうすることで、生産者にとっては安定した売り先が確保され、家計の見通しが立ち、将来の生活設計ができるようになりました。あらためて、毎年買い続けることが、生産者にとって大切であることを感じさせられました。
進むキープ安、物価の高騰、コーヒー市場価格の上昇
ラオスに入国してまず驚いたのが、現地通貨キープ(kip)を両替した際、その安さが著しく進んでいたことでした。円安の進んでいる日本円に対しても、ラオスキープが3年前と比べて1.5倍以上も安くなっていました(キープ安は現在でも進んでいます)。ラオスは物資の多くを輸入に頼っていることもあり、このキープ安の影響で、ガソリンを含む物価が著しく高騰し、コーヒー生産者のみならずラオス全体の経済が非常に厳しい状況であることが容易に想像されました。一方で、コーヒー豆の市場価格は、2021年後半から続くコーヒー国際相場の高騰を受け、ラオス国内でも値上がりしたため、コーヒー豆を高く売れる状況は、生産者にとってはせめてもの救いでした。また、買付業者は、隣国のタイやベトナムをはじめ、フランス、中国、デンマーク、韓国といった国々にも広がり、むしろコロナ禍の前よりも買付競争は激しくなっている印象で、こちらも生産者にとって好ましい状況に感じられました。

ただ、プードムクワン村のドゥアンさんにお話を伺ってみたところ、物価高騰の影響で、生活費だけではなくコーヒー生産においても、コーヒーの運搬などにかかる燃料費、コーヒーの収穫・加工を手伝ってくれる親戚への賄いのための食費などの生産コストもかさんでおり、たしかにコーヒーは高価格で売れるものの、その利益として生産者の手元に残る金額は変わらないとのことでした。こうした経費はコーヒーを売った収入が入ってくる前に用意する必要があるので、資金が足りず、人手を十分に集められないためにコーヒー収穫量を抑えなくてはいけない状況になってしまっているとのことでした。
次世代の育成に向けて
ATJ が JCFC(ジャイ*コーヒー生産者協同組合)と出会ってコーヒーの民衆交易を始めてから15年近くが経ち、生産者はその子どもたちへ、JCFCの事務局は若いメンバーへ、少しずつ世代交代が進んでいることも感じられました。


これに伴って、美味しいコーヒーづくりの技術や知恵を次世代に伝えていくことも今後の課題となっていくでしょう。世代交代しても、顔と顔の見える関係を深めていき、これからもずっと買い続けられるよう、心を込めて取り組んでいきます。ラオスコーヒーをぜひお楽しみください!!
*ジャイ…ラオス語で「心」という意味
名和 尚毅(なわ・なおき/ラオス産地担当)
マスコバド糖黒みつで作る♬コーラ風ドリンク
最近、家庭でも作れるクラフトコーラが流行っていますが、マスコバド糖黒みつを使うだけで簡単にコーラ風の炭酸飲料が作れます。
おいしさのポイントはレモン果汁を少し入れること。そうすることでマスコバド糖のコクとレモンのさわやかな酸味のバランスが取れた、夏にぴったりのドリンクの出来上がり!

<材料> 1杯分
・マスコバド糖黒みつ:大さじ2
・レモン果汁:大さじ1/2
・炭酸水:200ml
・カットレモン:お好みで
※分量は目安です。お好みで調整をしてください。
※レモン炭酸水でも作ることができますが、おすすめはレモン果汁です。
<作り方>
①グラスにマスコバド糖黒みつと炭酸水を入れて混ぜる。
②仕上げにレモン果汁を入れて混ぜる。お好みでカットレモンを添える。
黒岩竜太(くろいわ・りゅうた/ATJ)
【バナナニュース341号】マンティケル村から遥々と
~バナナ担当者小島の研修出張見聞録③(今後不定期で掲載します)~
■トラックの荷台に乗ってバナナの集荷へ
バランゴンバナナの産地、ネグロス島東州マンティケル村は山奥に位置しており、集荷作業が特に大変な地域の1つだ。
山道が険しくなると普通車では通行が難しくなったため、集荷トラックの荷台に乗り、資材と共にマンティケルの集荷場まで運ばれた。

体は跳ねるし、強雨に晒されて、アトラクションの様だったが、この道を生産者や運搬担当者、バランゴンバナナは通るのだと実感した。
※産地までの険しい山道を進む臨場感あふれる映像です。画面が激しく揺れますのでご注意ください

集荷作業後、トラックはバナナが高温に晒されないように日没後の午後7時にマンティケル村を出発し、70㎞離れたドマゲッティ・パッキングセンターに到着したのは日を跨ぎ午前1時になっていた。雨で道がぬかるみ、山をゆっくり降りてきたからだ。
その後、バナナはフィリピン国内の2つの港を経由して、約15日間かけて日本の港に到着する。日本の港からも追熟加工施設、リパックセンター、配送センターという長旅を経て、遥々皆さんに届く。

ネグロス島東州のバランゴンバナナは品質上の問題が少なくないが、インフラ状況、フィリピンの高温多湿な気候、青果物の足の早さ、栽培期間中の化学合成農薬や収穫後の防カビ剤・防腐剤の不使用という諸条件の中で、むしろよく耐えているなと荷台に揺られながら率直に思った(※)。
また、市場へのアクセスから疎外されやすい集荷作業が大変な地域こそバランゴンバナナの買い付けはより重要になり、そこから買い取る意義も実感した。
※品質については定期的にフィリピン側とも共有し、少しでも良いバランゴンバナナをお届けできるように努めています。
☆バナナ集荷場の様子☆
▼バナナを担いで集荷場に運んで来る生産者
▼馬で運んでくる生産者も


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【動画】エコシュリンプ生産者に聞いてみた!~課題や悩み、イマドキの養殖事情~
エコシュリンプ産地の今を伝える動画の第二弾のご紹介です。
今回はインドネシア・東ジャワ州グレシック県で、長年エコシュリンプを育てている生産者さん、親から引き継いだ池で養殖を始めた若手生産者さん、養殖現場では珍しい女性生産者さんの3人にインタビューしました。
第一弾は、こちらから→ 粗放養殖ってどんな養殖?生産者が語る、その難しさやこれからの課題
産地ではバナメイエビの養殖が拡大する中でブラックタイガーの稚エビの入手が年々難しくなっていて、生産者を悩ませる問題となっています。
※ブラックタイガーの稚エビが減少している理由については、アグスさんの義父ロシッドさんのインタビューでご覧いただけます。
そうした課題も抱えているエコシュリンプの養殖ですが、現地パートナーのオルタ―トレードインドネシア社のサポートを受け、若い世代の生産者も育ってきています。イマドキの生産者さんは養殖技術をYouTubeで学んだりもしていて、そんな時代の変化も感じられる動画になっています。
エコシュリンプ産地の今を伝える動画は、今後も定期的に配信予定です。
次の動画も楽しみにお待ちください!
【バナナニュース340号】初めてフィリピンでバランゴンバナナを食べて
~バナナ担当小島の研修出張見聞録②(今後不定期で掲載します)~
生産者の畑で熟したバランゴンバナナを初めて頂いたのは、初の海外出張の現場研修2日目でした。
とにかく多くの情報を吸収するんだと意気込みながら、バナナの写真を撮り、食味検査のように食べ、少し香りと甘味が強めだったとメモは残っていますが、もっと大切な味わうことは意識の外でした。


次に出会った生産者に再びバランゴンバナナを頂きました。前回の反省から、なるべく主体的に味わうようにしました。美味でした。それと同時に海外に居ながらも、日常感というか安心感を覚えました。担当者としてバランゴンバナナを日常的に食べていたからだと思います。
フィリピンにはマンゴー、ドリアン、ジャックフルーツなど美味しい果物はいくらでもありますが、そのバナナは心和らぐほど味わい深かったです。
味は思い入れや自分の食べる姿勢で大きく変わる気がします。バランゴンバナナが美味しいことは勿論ですが、折角ならこのニュースを読んでいる人がより“美味しく”感じられる情報を届けたいです。そう思っていただけるように生産者やバランゴンバナナについて発信していきます。
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PtoP NEWS vol.56
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こもれびガーデン㈱
<今月のおいしい!>晴れの日には「ティノラ」
「今月のナミット!(おいしい)」は、バランゴンバナナの生産者の家庭で晴れの日に振舞われる料理「ティノラ」。
※「ナミット」はネグロス西州の現地語であるイロンゴ語で「おいしい」という意味です。

フィリピン・ネグロス西州に住むマリベル・パレンシアさん(55歳)さんは、誕生日のお祝いやお客さんが来た時にはこの特別なスープを作ります。
ネグロス島特産の地鶏でつくるスープは肉から出るエキスと青パパイヤ、ニンニク、ショウガ、レモングラス、唐辛子の葉などの素材が自然な味と香りを醸し出します。そうそう肉が食べられない村の人にはたいそうなご馳走です。
~ティノラの作り方~

【材料】★印の材料は、パレンシア家で育てたもの。
★地鶏500g、ココナッツオイル 小さじ1、タマネギ1個、ニンニク2片、★ショウガ1片、★唐辛子1個、★青パパイヤ 小1個、★レモングラス1茎、★唐辛子の葉 適量、水4カップ
調味料:塩、砂糖 各適量

【作り方】
①鍋で鶏肉を柔らかくなるまでゆでる。
②刻んだタマネギ、ニンニク、ショウガを油でじっくりと炒め、香りが出てきたら鶏肉を入れ、炒める。
③鍋に水を入れ、鶏肉、唐辛子、青パパイヤ、レモングラスを加え、5分ほど煮込む。
④最後に唐辛子の葉を加え、1分ほど煮て完成。
~バランゴンバナナ生産者の暮らし~
オルタートレード・フィリピン社(ATPI)のエリアさんが、マリベルさんに食生活について聞いてみました。
Q. エリア:ご家族は?
A. マリベル:姉のマリア・ルス(61歳、バナナ・野菜栽培)、甥のジャッキー(32歳、レストランのコック)、孫のサラ(今年6月に幼稚園入園)と私の4人家族です。


Q. エリア:バランゴンバナナ以外で作っている作物を教えてください。
A. マリベル:野菜はカボチャ、サツマイモ、ナス、トウガラシ、モリンガ(木の葉で栄養価が高く、近年スーパーフードとしても注目)、果物はバランゴンの他にサバ(調理用バナナ)やセニョリータといったバナナ、パパイヤ、グヤバノ、ポメロ(文旦の仲間)、カカオ、ココナッツ、アボカドなどです。丘陵地なのでお米は作っていません。




Q. エリア:いろいろと作っているんですね。
A. マリベル:お米やお肉は買いますが、野菜や果物は家や近所の生産者から買った地場産です。「ティノラ」も自家栽培の材料をできるだけ使っています。サリサリストア(村にある家族経営の雑貨店)ではインスタントの固形鶏ガラスープ(1つ5ペソ)も売っていますが、レモングラス、唐辛子の葉、ショウガやパパイヤなどスープに風味をつける材料が庭にあるので、滅多に買いません。バランゴンの他にサバやセニョリータ、グヤバノ、ポメロ、カカオ、ココナッツ、アボカドなどの果物が収入源となっています。
Q. エリア:誰が調理するのですか。
A. マリベル:普段はジャッキーが調理します。ジャッキーは食堂でコックとして働いています。
Q. エリア:食事は何時頃ですか。
A. マリベル:1日3回、朝食8時、昼食は正午、夕食は午後7時頃です。
☆フィリピン 食の豆知識☆
○ フィリピンの主食はお米で、基本的な調味料は塩、醤油、酢、ニンニク、タマネギ、唐辛子とシンプルです。小玉のタマネギは香りが強く、ニンニクやショウガと同じように食用油(ココナッツオイル)と一緒に炒めて香り付けします。パパイヤは熟すと果物として生で食べますが、若いパパイヤはこのように野菜として料理します。

○ 食卓では中央に置いたごはんやおかずを各自が一つのお皿にとって、スプーンか手で食べるのがフィリピン・スタイルです。
○ 食事作りはジャッキーさんが日常的に行っています。彼がコックだから特別という訳ではなく、フィリピンでは男性も一般的に台所で調理します。
聞き手:エリア・マカタガイさん(ATPI社広報担当)
まとめ:小林和夫(ATJ広報室)
◆コラム「今月のおいしい!」では、産地の食事や食文化について紹介していきます。
【バナナニュース339号】夏はバランゴンバナナのスムージーボウルはいかが?
夏にバナナを楽しむ方法としてよくご紹介するのがバナナスムージーですが、今回はヨーグルトをベースに作るスムージーボウルをご紹介します。
牛乳や豆乳だけのスムージーより少しとろみがあります。バランゴンバナナの甘さとヨーグルトの酸味でさっぱり食べていただけます。

【材料】1人分
〇 バランゴンバナナ 1.5本
〇 ヨーグルト 100g
〇 牛乳or 豆乳 50cc
<トッピング用>
バランゴンバナナ(分量外)、季節に合わせたお好みのフルーツのスライス、ナッツ、カカオニブ、ミント、きな粉、ココアパウダーなど
【作り方】
① トッピング用以外の材料をミキサーにかける。
② ①を器に入れ、トッピングの具材を載せる。
★ミキサーがない場合は、ジップ付保存袋に①を入れて、バナナを潰しながら混ぜる。
こんな時におすすめ♪
・あまり食欲がない時の朝食に。バナナ1本食べるより気分が上がります!
・休日の朝食のデザートに。
・夏の子どものおやつに。トッピングも一緒に楽しめます!
食のギャラリー/バナナ「ひんやり黒糖寒天」
【動画】粗放養殖ってどんな養殖?生産者が語る、その難しさやこれからの課題
今回は、インドネシア・ジャワ島東部にあるシドアルジョ県のエコシュリンプ生産者さん2人にお話を伺いました。

スキロトさん(58歳)
18年間エコシュリンプの粗放養殖に取り組んできたスキロトさん。 インタビューの冒頭は緊張気味な面持ちですが、粗放養殖をしていく上での難しい部分や現在の課題について話してくれました。

エディ・スプリヤントさん(45歳)
バイクで住宅地を抜けて、スイスイーっと養殖池まで一緒に行ってみましょう。
現地ではデジタル化を進めていて、これまで紙で行っていた池の監査がタブレットを使って行われるようになりました。養殖池でもペーパーレス化が進んでいます。
エコシュリンプ産地の今を伝える動画は、今後定期的に配信予定です。
次の動画も楽しみにお待ちください!
【バナナニュース338号】「Gusto ko ug kabayo(馬が欲しい)」 ~北ミンダナオ、バラグナン村~
~バナナ担当小島の研修出張見聞録(今後不定期で掲載します)~

村の中央に舗装道路が走っており、その道を進むとやがて山道になり、その山道を登っていくとバナナの圃場に着く。近い圃場は村から徒歩で約20分、遠い圃場は2時間以上かかる。
「Gusto ko ug kabayo(馬が欲しい)」。
生産者リコさんが民衆交易を通して叶えたい目標だと言う。リコさんの圃場は遠いため、馬がいれば圃場への行き来がずっと楽になる。馬は圃場の草を勝手に食べるのでその分の餌代はかからず、収穫時には飼い主のそばで待つことができる。馬は10,000ペソ(日本円にして約24,000円)する。頑張ってお金を貯めて5年後くらいには購入したいそうだ。
▼馬に乗ってバナナ畑に向かいます🐴
村ではバランゴンバナナはココナッツに次ぐ、現金収入を得る大切な手段だ。村から市場へ農作物を運ぶ手段がない人が多く、仲買人が来ても買取価格が変動し安く買われる懸念もある。バランゴンバナナは価格が安定しているため、安心して着実に目標を達成する一助になる。
リコさんの場合は馬だが、子どもの学費、車の購入など目標は様々。バナナからの収入を暮らしに必要な日用品の購入に充てる人もいる。バランゴンバナナの民衆交易はそんな生産者約2,800名と繋がっている。
◆バラグナン村の様子◆








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生産者へのメッセージは生産者に伝えていきます。よろしくお願いいたします。
なお、すべての質問項目に関してご回答は任意です。