ATJレポート「バランゴンバナナ」
産地の様子や生産者の声をはじめ、民衆交易に関わる人・もの・コトの情報をお届けします。
- 映画紹介『バナナの逆襲』
ニカラグアのバナナ・プランテーションでの農薬被害をめぐる裁判、その模様を追った映画の上映を巡って大騒動が起きた伝説のドキュメンタリー映画を紹介します。DVD発売中!

- バナナニュース261号:バランゴンバナナ産地紹介 ~北ルソン~
バナナニュース261号:ルソン島北部にあるヌエバ・ビスカヤ州とイフガオ州は、バランゴンバナナの産地の1つです。バランゴンバナナは、生産者にとって定期的な現金収入源だけではなく、作り手も食べても安心できるバナナです。また、バランゴンバナナを通じて、様々な人が繋がり、良好な関係を築き、生活の質の向上のため協力し合っています。

- バナナニュース260号:干ばつ被害からバランゴン復活!豊作です!!
大規模なエルニーニョ現象に伴う深刻な干ばつ被害から、バランゴンバナナの収量がようやく復活しました!日本の皆さん、今後も安心・安全なバナナをがんばって栽培していきますので、これからもバランゴンバナナをよろしくお願いします!
- バナナニュース259号:バランゴンバナナ産地紹介~レイクセブ~
ミンダナオ島南部の南コタバト州にあるレイクセブは、2006年からバランゴンバナナを出荷している産地です。標高は500m以上、高いところでは1,000m以上あり、住民の約65%はオボ族、ティボリ族といった先住民族、残りの35%が他島からの移民です。バランゴンバナナ生産者の多くも先住民族です。これまでの採集生活から作物を栽培する農業に取り組み始めました。
- セミナー「フィリピン・ミンダナオと私たちの今を考える 『バナナと日本人』で描かれた問題は現在、どうなっているか?」報告
10月1日、フィリピンのバナナ・プランテーションの現状を視察するために派遣された訪問団の報告会が開催されました。農薬被害をはじめとする発表内容について速報をお届けします。

- バナナニュース258号:バランゴンバナナ産地紹介 ~西ネグロス州~
西ネグロス州のバランゴンバナナの生産者の多くは零細農家であり、バランゴンバナナから得た現金収入は、日用品(食品・衣服・石鹸など)の購入費用や子供の学校までの交通費などに活用されています。ATCが2014年に行った調査では、他の産地に比べ総収入におけるバランゴンバナナの収入の割合は小さく、バランゴンバナナからの現金収入が全体の約8%です。
- フィリピン・ミンダナオと私たちの今を考える 『バナナと日本人』で描かれた問題は現在、どうなっているか? ミンダナオ訪問団報告
スーパーにならぶバナナのほとんどはフィリピン・ミンダナオのプランテーションで作られています。鶴見良行さんが『バナナと日本人』(岩波新書)でプランテーションでの農薬散布や過酷な労働条件を告発されてから30年あまりがたちましたが、今のプランテーションはどうなっているのでしょうか? 9月初頭に現地を訪れた訪問団がその生々しい実態を報告します。ぜひご参加ください!

- 【バナナニュース257号】バランゴンバナナ産地紹介 ~東ネグロス州~
東ネグロス州のバランゴンバナナ生産者の多くは零細農家であり、バナナから得た現金収入は、日用品(食品・衣服・石鹸など)の購入費用や子供の学校までの交通費などに活用されています。バランゴンバナナ以外に、ココナッツ、トウモロコシ、多品種のバナナを植えている生産者が多くいます。
- セミナー「農薬、プランテーションと私たち」
アジアでの農薬規制に長く関わってこられてきた田坂興亜氏を講師に招き、農薬がどのような被害を作り出すのか、そしてアジアでどのような使用規制をめざして取り組みが行われてきたのか、また、プランテーションでの農薬問題について、お話を伺います。ぜひ、ご参加ください。

- 【バナナニュース256号】ミンダナオ島ツピの干ばつ被害状況
フィリピン、ミンダナオ島は例年にない深刻な干ばつに見舞われました。大規模なエルニーニョ現象とフィリピンの乾季が重なったという要因もあります。そうしたなかで、干ばつの被害を最も受けたバランゴンバナナ産地は、ミンダナオ島南コタバト州のツピ地域です。生産者から話を聞いてきました。
- バナナニュース255号:パナイ島で新しいパッキングセンター稼働!
2016年4月、パナイ島のバランゴンバナナ産地の近くに、収穫をしたバナナを箱詰めするパッキングセンターを設置しました。「これでパナイ島で箱詰めすることができるようになったので、バナナの品質が良くなるでしょう」と、開所式でATC社長のヒルダ氏は述べました。
- バナナニュース254号:フィリピンで干ばつ!!~バランゴンバナナ産地被害状況~
大規模なエルニーニョ現象とフィリピンの乾季(12-5月)が重なり、フィリピンでは干ばつおよび高温に見舞われています。バランゴンバナナも被害を受け、収量が減少しています。特に被害が大きいのはミンダナオ島ツピであり、ツピがある南コタバト州では、非常事態宣言が出されています。