ATJレポート「パプアのカカオ」
産地の様子や生産者の声をはじめ、民衆交易に関わる人・もの・コトの情報をお届けします。
- 【PtoP NEWS vol.29 2018.12】パプア・クラフトチョコレート「CACAOKITA PAPUA」の美味しさの秘密 from インドネシア
中南米や欧州では古くから小さなチョコレート工房が町に点在し、チョコレートが作られてきました。スパイスや砂糖と共にお店の中でザリザリと磨り潰して固めたザクザクのチョコレートは地元の人びとのおやつとして愛されています。ここインドネシアのカカオキタの工房では、職人の手で毎日少しずつチョコレートが作られています。しっかりと発酵・乾燥されたパプアのカカオ豆には、ほのかに甘酸っぱい森の果実の風味が残っています。

- パプアからの便り Vol.06 発行/2018年12月26日
今回の便りではスラバヤから出港したコンテナカフェが、YPMD(パプア農村発展財団)内にあるカカオキタの事務所に到着したことをお知らせします。コンテナカフェはアジア民衆基金(APF)からの融資とATJ株主団体からお寄せいただいたカンパを資金源として計画した「チョコ工房&カフェ」の取り組みの第一段階です。第二段階はチョコ工房の設置となりますが、まずは皆が集うカフェを立ち上げ軌道に乗せたいと思っています。

- 【PtoP NEWS vol.28】ここが知りたい! カカオの品種
カカオの木は、大きく分けて次の3品種を源流として、風味や収量や病害虫耐性などの性質の異なる様々な派生種が世界各地で栽培されています。

- パプアからの便り Vol.05 発行/2018年7月25日
貯蓄プログラムをはじめた2015年6月、説明会で銀行に貯金するシステムは何やら良くわからないが、デッキーさんが言うように「子供の教育や家族が病気になった時に備えてお金を貯めるのは良いことだ」と思う生産者17名程が口座開設しました。その後、カカオ買付時に生産者が託す貯金通帳、多い時は60名分くらいになります。そして、口座開設者はどんどん増えて、2018年6月末時点で口座開設者は10カ村で240名になりました。

- 【PtoP NEWS vol.22 特集】パプア クラフトチョコレートの2年目~美味しいチョコレートを自分たちで作る!~from インドネシア・パプア州
パプアのカカオ生産者の「自分たちが育てたカカオから作ったチョコレートを食べたい!」という素朴な願いが実現しました。カカオ豆からお菓子の素材であるカカオマスを作り、それをアイスクリーム、ブラウニー、板チョコレートにする仕事が増えたことはカカオキタスタッフの仕事へのやりがいに大きな変化をもたらしました。

- パプアからの便り Vol.03 発行/2017年9月1日
カカオキタが生産者と一緒に取り組む活動が他の村にも知れ渡り、最近はカカオキタのメンバーになりたいという村が増えてきました。新しくカカオキタの仲間になった村は、パプア州のなかでもオランダが1950年代にカカオ栽培をはじめたグニェム地方にあるスナ村とその近くにあるイブップ村、バンガイ村です。

- 【ハリーナ no.38 より】カカオの民衆交易とパプアの未来 ~カカオキタ社代表 デッキー・ルマロペン~
インドネシア・パプア州でのカカオ事業で最初のコンテナを出荷した2012年から数えてすでに5年がたちました。私は当初から民衆交易を通じて、パプアのカカオ生産者が消費者の要望に応えられる品質のカカオを生産し、そのカカオから確実な収入を得て経済的に自立していく、という道筋を描きました。その歩みはゆっくりですが、確実に進んでいると思っています。

- 【PtoP NEWS vol.18/2017.09】森のカカオをお届けします!from インドネシア・パプア州
インドネシア・パプア州のカカオ産地では、2017年7月に11トンのカカオ豆をチョコレートの原料にするために、二次加工所がある東ジャワ州のスラバヤへ向けて出荷しました。振り返ってみれば、2016年はカカオキタ社が買付けをしている村々の収穫量があまり芳しくなかったのですが、今年2017年は、3月ごろから収穫量が増えて半年で10トン近く(昨年は約6トン)の豆を集荷することができました。カカオキタ社のスタッフや生産者たちは、収穫量が増えたのはある事が功を奏したと信じています。

- 【カカオキタ3】カカオ生産者と加工チームの挑戦
APLA機関誌『ハリーナ』に連載中の人気コラム、「kakao kita(カカオキタ)」ではカカオ産地の様子や生産者の横顔をお伝えしています。バックナンバーを順次紹介します。第3回は「カカオ生産者と加工チームの挑戦」。

- 【コラム:カカオキタ2】「カカオ・キタ」加工チーム結成
APLA機関誌『ハリーナ』に連載中の人気コラム、「kakao kita(カカオキタ)」ではカカオ産地の様子や生産者の横顔をお伝えしています。第2回は「カカオ・キタ」加工チーム結成」。地縁・血縁ではなく、あえて広告で求人しようとした意図は何でしょうか?

- 【コラム:カカオキタ1】 カカオを媒介にして踏み出した一歩
APLA機関誌『ハリーナ』に連載中のコラム、「kakao kita(カカオキタ)」ではカカオ産地の様子や生産者の横顔をお伝えしています。バックナンバーを順次紹介します。第1回は「カカオを媒介にして踏み出した一歩」。

- 【イベント案内】10月21日「パプアのカカオ・チョコレート」学習会
インドネシア・パプア州より、現地法人「わたしたちのカカオ」社代表デッキー・ルマロペンが来日します。この機会に、カカオが産地でどのように生産されているか、そのカカオからチョコレートがどのように製造されているか、また、カカオ生産者の暮らしや抱えている課題など現地のカカオ事業の取組みをご紹介する学習会を開催いたします。ぜひご参加ください。
