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新型コロナウイルス:コーヒー産地東ティモールでの物資支援

新型コロナウイルス:コーヒー産地東ティモールでの物資支援

東ティモールでは、新型コロナウイルスの影響により3月27日に発令された緊急事態宣言が、5月27日まで延長されています。

現在は、乗合バスやトラックなどの公共交通機関が動き出しましたが(ただし、ソーシャルディスタンスが求められ、車内の人数制限があり)、解禁されるまでは個人で車やバイクを持っている人以外は移動手段がなかったため、街まで買い物に行くことや、首都ディリのスーパーなどが直接買い付けしている一部の生産者グループを除いては生産物の販売もできず、という状況が続いていました。

現地パートナーAlter Trade Timor社(ATT)では、農民が直面しているこうした厳しい状況を少しでも和らげるため、5月前半に物資の支援を実施しました。ATTの事務所から各村へ物資を運び、生産者に配布している時の様子が現地から送られてきました。

 

各村のコーヒー生産者に一家族米25キロ、食用油2リットル、そして石けんを届けました。

 

 

 

 

 物資の運搬・分配作業は生産者と一緒に行いました。映像のなか、届けている道中にぬかるみにはまってしまったトラックを生産者みんなで引っ張っているシーンでは、現地のインフラ状況が伝わってきます。

 

 

 

 東ティモールのテレビ局(RTTL)のニュースでもこの取り組みが紹介されました。
以下、ニュースの内容を要約したものです。

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月曜日、Alter Trade Timor社はエルメラ県のコーヒー生産者667人に米、食用油、石鹸の配布を行いました。

ATT社のエヴァンジェリノ・モンテイロ・ソアレス代表は、
「ATT社は品質のいいコーヒーを生産している地元企業ですが、COVID-19を受けて社内で話し合い、生産者グループの社会活動のために積み立てているソーシャルプレミアムを活用して、食料を購入し、厳しい状況にあるコーヒー生産者に配布することに決めました。グループが直面している問題は会社の問題でもあります。
こうした危機的状況が続けば、継続してサポートする準備があります」と話しています。
農民のマテウス・ソアレスは、「現在の危機的状況において、私たちは食べものに困っています。移動もできず家にいるだけで、仕事もありません。会社が農民を支援してくれることに大変感謝しています」
と同社に対して感謝を述べています。

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※:ATT社がコーヒー買い付けの際、パーチメント1キロにつき10セントを上乗せしてプールしている基金。用途は生産者グループと話して決めている。
詳しくはこちら⇒PtoP NEWS vol.36 コーヒー・プレミアム七変化

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