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マスコバド糖:産地紹介

マスコバド糖は、フィリピンのネグロス島でつくられています。
原料のサトウキビは、農地改革が実施された土地で元砂糖キビ労働者たちが栽培しています。
収穫されたサトウキビはオルタートレード社の製造部門であるマスコバド製糖工場で加工されています。

マスコバド糖地図

ネグロス島

ネグロス島は、フィリピンの中央部に位置する、日本の長野県ほどの大きさの島です。フィリピン全体の砂糖生産の約6割がネグロス島で生産されていることから、フィリピンの「砂糖壷」「砂糖の島」と呼ばれています。

ネグロス島の人口の3%程度の地主が島の面積の7割近くを砂糖キビ農園として占有してきました。その農園で働く多くの砂糖キビ労働者は、隣のパナイ島を はじめ他の島からの移民労働者の子孫たちです。こうした土地制度や地主と労働者の関係は、スペイン統治時代から続く不平等な社会構造です。

1980年代半ばの砂糖の国際価格の暴落がきっかけとなり、ネグロス島は砂糖危機に見舞われました。砂糖地主たちが次々と農園を閉鎖していくなかで、多 くの砂糖キビ労働者が仕事を失い、その子どもたちの飢餓が深刻となりました。地主の力が強いネグロス島では農地改革はなかなか進みませんでしたが、地主の 抵抗を受けながらも農地改革の実施が少しずつ進められています。
マスコバド糖の原料となる砂糖キビは、ネグロス島のダマ農園、ナカラン農園など農地改革で土地を手にした生産者組合やバランゴンバナナも出荷するパンダノン村の生産者組合によって栽培されています。

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