【バナナニュース366号】ボンボンさんからのお手紙(前編) ~生産者と歩む日々~

2025年9月5日

こんにちは!ミンダナオ島で農業指導員をしているボンボン(通称。本名チャリー・ヴィリアヌエバ)です。定期的に圃場を訪問し、生産者の皆さんとコミュニケーションを取りながら、バランゴンバナナの栽培に関するアドバイスを行っています。

農業指導員の仕事

私が担当する産地のひとつ、南コタバト州ツピの圃場では、日々の栽培記録を取りながら新しい知識や技術を蓄積しています。例えば、バナナの間に植えられているココナッツの植え付け幅を調整してバナナの栽培に適した日陰の具合を見つけたり、天然由来の発酵液肥を散布したときのバナナの成長の様子を記録したりしています。こうしたデータを生産者と共有することで、安全でより良い品質のバナナの生産を支援しています。

ツピの圃場で実験中のバナナを確認しているボンボンさん。

レイクセブの生産者とバナナの栽培管理について共有している様子。

仕事のやりがいについて

ミンダナオ島にある別の産地レイクセブは、バナナの圃場が山のあちこちに散在しています。ぬかるんで滑りやすい道など、産地にいくまでにはさまざまな困難がありますが、生産者と直接関わり、感謝されることは大きなやりがいにつながります。圃場訪問や生産者との交流は、民衆交易を継続・発展させるために欠かせない要素であり、バナナを適切に管理しながら栽培する上でも非常に重要な役割を果たしていると感じます。

また、レイクセブではバランゴンバナナ以外の収入源が乏しく、異なる文化的背景を持つ民族の人々と社会的に繋がれることも、私にとって大きな喜びです。だからこそ、生産者の努力を支え、持続可能な農業を実現することが私の大切な役割だと考えています。(後編に続く)

バイクで圃場に向かう様子(最初にすれ違っている馬はちょうどバナナを運んでいるところです)。
※動画中の揺れが強いため、視聴の際はご注意ください。
晴れの日ならば、かなりの傾斜も二輪で駆け上がる。(レイクセブ)
雨の日だと、バイクは危ないので歩く。バナナの葉が傘代わりに。(レイクセブ)

史上最高値を記録したコーヒー価格 -2024年コーヒー生産の背景

2025年9月3日
コーヒー豆の収穫(グアテマラ)

コーヒー生豆の国際取引価格は、生産地から遠く離れたニューヨークの先物取引で決まります。2024年の春先、レギュラーコーヒーに使用されるアラビカ種の生産量が多いブラジルで、エルニーニョ現象に端を発した雨量不足から、収量が例年より少なくなる見込みであることが発表され、その後コーヒー相場は前年比の約2倍と大きく高騰しました。また、インスタントコーヒーや缶コーヒー等に使用されるロブスタ種を主に生産するベトナムでも、干ばつの影響で収量が半分以下となり、世界的なロブスタ種の供給不足の懸念が広がったことも、アラビカ種の価格を押し上げることになりました。その結果、コーヒーの国際取引価格は、先物取引開始以降過去最高値を更新しました。

欧州森林破壊防止規則(EUDR)の影響

コーヒーの価格を押し上げた別の要因に、EUで新たに適用が予定されている「欧州森林破壊防止規則(EUDR)」の発効があります。コーヒーのほか、パーム油、牛肉、大豆、カカオ、木材、ゴム、それらの派生製品を欧州域外から輸入、また欧州から輸出させる企業に対して、産地情報を把握のうえ、生産時に森林を破壊していないこと、生産国の法令に沿っていることを証明する書類の提出を義務付けるものです。当初は24年12月下旬から大企業に、2025年6月下旬から中小企業に適用される予定でしたが、調整がまとまらず、それぞれ1年間適用が延期されました(2025年6月18日現在)。EU各国のコーヒー消費量〈注〉を合計すると世界一になります。多くのコーヒー輸出業者が、EUDR規制の施行前に、在庫を確保するために買い付けを急いだため、コーヒー取引価格の一層の高騰を招いたといわれています。

グアテマラのコーヒー産地・ウエウエテナンゴの風景

対応に追われるコーヒー産地

EUはこれまでも違法伐採を規制するEU木材規制(EUTR)を実施してきましたが、それだけでは不十分との認識から、合法・違法問わず森林破壊そのものを対象にした規則の制定に踏み切ったようです。一方で、産地側では、森林を破壊していないことの証明書をどの機関がどのように証明するか、生産国にそうした法令が整備されているかの確認など対応に追われている状況です。確認や認証にかかるコストは、当然産地側で発生するため、それは輸出価格へ転嫁されることになります。

コーヒーの圃場までトレースできる情報をしっかりとりまとめている組織がある国とそうではない国では、新たなシステムの構築への対応が違ってきます。もしくは、EU向けの輸出をあきらめるか、といった選択になるのかもしれません。現時点では、日本向けに輸出されるコーヒーについては、特に森林破壊の有無を確認する法令はありません。ATJのコーヒー産地は、小規模生産者が多いため、森林を切り拓いての開拓事例は少ないと思われます(現時点で生産者への聞き取り、確認はしていません)。

ATJのコーヒー生産地では

ATJのコーヒー産地でも天候不順の影響が出ています。2024年の収穫期、中米のグアテマラでは、例年12月から収穫が始まるところ、10月~11月にかけて長雨と曇天が続き、コーヒーの実の成熟が遅れ、収穫も2ヵ月程遅れました。また、アフリカのタンザニアでは、開花自体は早かったものの、実が色づくまでに時間がかかり「奇妙な」年だった、との報告を受けています。

コーヒー栽培の条件には、土壌などの条件もありますが、乾季と雨季がはっきりとわかれ、一定の雨量と適度な日照時間が必要となります。近年、天候不順によりこの乾季と雨季のパターンが崩れ、各地で開花期や収穫期のずれが起きています。アラビカコーヒーは、標高の高い山間部の地域で収穫されますが、そうした地域では、機械を使うことは困難なため、収穫はすべて手摘みでおこなわれます。収穫期は多くの人手を必要としますが、収穫のピークがずれることで、季節労働者の確保が困難になる、収穫期間が長引くことで効率的に収穫ができなくなるなど、全体的なコスト増にもつながっているとのことでした。生産地では、コーヒーの取引価格が上がったとしても、こうした天候不順に対応するコストや手間が増えているため、そこまで大きく値上がりの恩恵を受けられないのが現状です。

産地側からは、こうした天候不順に対する対策をできることから実施していきたいと声が届いています。ATJが取り扱うペルー、メキシコ、グアテマラ、タンザニア、ルワンダの産地との取引においては、国際フェアトレード基準に基づき、コーヒーの品代に加え、フェアトレード・プレミアム(奨励金)を支払っています。このプレミアムの使用用途は協同組合や出荷団体に委ねられており、これまでは圃場の整備、コンポストの材料費、若手育成の費用などに役立ててきました。今後は、気候変動に強く、生産性の高い苗木の普及や確保、コーヒーの木を強い日照から守る日陰の役割を果たすシェードツリーを植えることなどにも活用していきたいとのこと。成果がすぐに出るものと、長期的に考えなくてはならないものがありますが、できることから取り組んでいくとのことです。

原稿を執筆している2025年6月19日現在、昨年に比べてアラビカ種の主要産地ブラジルの雨量と収量予測が比較的安定しているため、コーヒー相場は一時期の高止まりから、実に24%程下落しています。需要と供給のバランス、先物取引という性質上、日々価格が変わり不安定ななか、フェアトレードによる一定の価格保証が、少しでも生産者の役に立てばと考えています。

〈注〉国際コーヒー機関統計(2024年7月時点)

荻沼民/おぎぬま・たみ
㈱オルター・トレード・ジャパン商品部

※このレポートは姉妹団体のNPO法人APLA機関誌「ハリーナ」55号 PtoP最前線からの転載です。

世界的なカカオの価格高騰とパプアの生産者たちの変化 fromインドネシア・パプア州

2025年8月21日

オーストラリアの北方、赤道のすぐ南に位置する、世界第2位の面積をもつ島、ニューギニア島。ATJのチョコレートは、島の西半分のインドネシア・パプア州に住むカカオ生産者が育てたカカオ豆を使ってできています。2025年3月、一年ぶりにパプアを訪ねてきました。

畑を案内してくれるサルモンさん

1年前から変わったこと

私が初めてパプアを訪れた2024年3月頃は、ちょうど世界でカカオの相場が急騰している時期でした。原因は主にカカオの主要産地である西アフリカでの気候変動や病害による不作の影響だといわれています。その時点では、パプアにはそこまで価格高騰の波は押し寄せていなかったのですが、24年4月以降、次第にパプアにも他地域からバイヤーが買い付けに入り始め、価格の上昇とともに買い付け競争は激しくなっていきました。

初訪問の際、生産者であるパプアの先住民族と初めて会って話をしたとき、彼らはパプア人としての生活や価値観をすごく大事にしている印象を受けました。当時はまだパプアでもカカオの価格はそこまで急激に上昇はせず、じわりじわり上がっているような頃だったこともあり、カカオの収穫をお願いしても、ある生産者は彼の村のお祭りや地域の行事ごとの方が優先事項で、カカオの収穫はそれらが終わってからしますという感じで、なかなかお尻に火がつかないような、もどかしい状態でした。

それから時間が経ち、一年後に再びパプアを訪れたときには、カカオに対する生産者の意識が少し変わっていたように感じました。生産地の一つであるブラップ村のとある生産者の家の前には、豆を発酵させるための箱が新たに置いてあり、大人数で集まって乾燥豆の仕分けができるような屋根付きの作業場ができていました。

カカオ豆の発酵作業

また、23年に結成された生産者組合で買い付け業務を担当しているジョンさんの携帯電話には、収穫した豆をはやく買い取りに来るよう、生産者から催促の電話が絶えずかかってくるような状況で、昨年は20人ほどだった組合のメンバーも、今年は50人ほどにまで増加しています。組合での業務が本格的に始まったことで、組合メンバーで仕事の予定や計画を立て、みんなで一緒に協力するようになったことは一番の大きな変化だとジョンさんは話していました。

屋根付きの新しい作業場

組合の会合に参加して

ブラップ村の生産者組合では定期的に会合が開かれ、組合メンバーによる話し合いが行われています。その会合に参加し、昨今のカカオ価格事情や日本での販売状況を話したり、組合の近況報告などを伺ったりしました。彼らは組合として共通の倉庫や事務所をつくっていきたいと口々に話していました。

組合の会合の様子

現状、組合からATJへの輸出を担っているカカオキタ社が村へ買い付けにくるまでは、組合で集めた豆はメンバーの家などで一時的に保管している状況です。施設だけでなく、ゆくゆくは村から直接コンテナで輸出ができるようになれば、と目標も膨らんでいます。パプアでは、これまで共同で何かをするといった考え方はあまり定着しておらず、あってもサゴヤシの木を協力して切り倒すといった作業をするくらいで、今のカカオ生産者組合のように連携して活動することは初めてなのだそうです。

また、彼らも、カカオの価格高騰はパプアに住む生産者の意識変化やモチベーションの向上につながっていると話していました。今後もカカオの価格は変動していくことが予想されますが、信頼関係で成り立っている民衆交易のつながりがあることで、しっかり売り先が確保され、また、市場価格に振り回されることなく安定してカカオの栽培に取り組むことができるこの関係性を、組合はこれからも大事にしていきたい、と伝えてくれました。

 会合の最後には、日本からお土産として持参したチョコレートを試食中のブラップ村の生産者たパプア産カカオのチョコレートを渡し、自分たちで収穫したカカオ豆から作られたチョコを食べてもらうこともできました。

パプアの暑さでチョコレートが溶けてしまわないか心配でしたが、笑顔で喜んでもらえてホッと安心しました。組合メンバーたちの持つ熱意を考えると、彼らが自分たちでチョコレートを作るようになる日も意外と近いかもしれません。

生産者組合の皆さんと

菅野桂史(すがの・けいし/ATJ)

PtoPNEWS vol.69

2025年8月12日

PDFファイルダウンロードはこちらから→PtoP NEWS vol.69

【バナナニュース365号】「困難があっても、家族のために、ただ前に進むだけ」~ティボリ族 デュエラ・ロゴンさん~

2025年8月8日

「農業は祖父の代からずっと家族で続けてきた仕事なんです」と語るのは、自然豊かなミンダナオ島・レイクセブに暮らす、ティボリ族のデュエラ・ロゴンさん(52歳)です。幼いころから父の働く姿を見て農作業に興味を持ち、のちに農業の専門学校でも学びました。

ロゴンさんご夫妻(右)とロゴンさんの妹親子(左)

ロゴンさんは5人家族の父親で、3人の子どもたちはすでに成人しています(長男31歳、次男24歳、長女19歳)。長男と次男はすでに結婚し、それぞれの家庭を築いているそうです。子どもたちも同じく農業に携わっていますが、日雇いの仕事が多いそうです。ロゴンさん一家が暮らすラムカディ村も、他の農村と同じように、若者が安定した職を見つけるのは難しい状況が続いています。

かつては父親から引き継いだ土地の一部で、米の栽培をしていたそうですが、2022年からはバランゴンバナナの栽培を始めました。現在は4ヘクタールの圃場で、約70株のバランゴンバナナを育てています。さらに、他の生産者の圃場管理のサポートも行い、収入を得ています。

ロゴンさんの圃場
袋がけされているロゴンさんのバランゴンバナナ

また、ロゴンさんの親戚もバランゴンバナナを栽培しており、親戚の圃場管理を手伝う機会も多いそうで、その作業が新たな収入源となっています。家族や親戚同士で協力し合いながら、この地域ではバランゴンバナナの栽培が徐々に広がっています。

ロゴンさんの家の近くにある草むらにて、緑に隠れるグリーンイグアナを発見

最近は気候変動の影響で、農業にもさまざまな課題が立ちはだかります。「予期せぬ天候により作物が打撃を受け、思うように収穫できない年もあります。しかし、悩んでいても天気は変えられませんから、一つひとつやれることをしていくだけ」と笑いながら話してくれました。

そして、こう続けました。「どんな失敗やつらいことがあっても、バランゴンバナナの栽培はやめるつもりはありません。家族のために、ただ前に進むだけです」そう語るロゴンさんの笑顔は、力強く、とても穏やかでした。

ロゴンさんのエピソード番外編

実は、インタビュー前日、ロゴンさんの話に登場したバランゴンバナナを栽培している親戚ルニーさんの圃場を訪れていました。

クルビ村の生産者であるルニーさんの圃場は、車で麓まで移動したあと、舗装されていない坂道を30分ほど登った山の中腹に広がっています。

舗装されていない坂道をひたすら歩いて圃場へ
ルニーさんの圃場

険しい斜面に栽培されているバランゴンバナナの圃場を歩くだけでも大変でしたが、ルニーさんたちは次から次へとバナナを収穫して出荷の準備をしていました。

ルニーさんと出荷準備中のバランゴンバナナ

雲行きが徐々に怪しくなるなか、ルニーさんの圃場からの帰り道で大雨に見舞われ、しばらく雨宿りを余儀なくされました。川のように水が流れたあとの道を、ドロドロになりながら、滑るようにして麓まで戻りました。

頭上を覆いつくした大きな壁のような雲
坂道はひとたび雨が降ると川のようになり滑りやすくなります

▼大雨に見舞われた圃場からの帰り道

アワダ・ハサリーンさんを偲んで

2025年8月1日

日本でも報道されていますが、ヨルダン川西岸の南部マサーフェル・ヤッタ地区で殺害された活動家・アワダ・ハサリーンさんは、パレスチナのオリーブオイル出荷団体パレスチナ農業開発センター(UAWC)のメンバーでした。
UAWCから届いた悲報です。


2025年7月28日、マサーフェル・ヤッタ地区の農民であり、教師であり、活動家として親しまれていたアワダ・ハサリーンさんが、彼の暮らすウンム・ヘイル村をイスラエル人入植者の暴力的な襲撃から守ろうとして、入植者の銃撃により殺害されました。アワダさんは、パレスチナ農業開発センター(UAWC)の地域農業委員会のメンバーでもありました。

アワダさんは、3人の幼い子どもの父親でした。地元の生徒たちに英語を教え、情熱と技術を持って農地を耕していました。彼はマサーフェル・ヤッタ地区のサッカーチームでプレーし、隣人や仲間から深く愛されていました。また、米アカデミー賞(オスカー)を受賞したドキュメンタリー映画『ノー・アザー・ランド』にも出演し、パレスチナ人の闘いについて明瞭な語り口で勇気をもって語っていました。

彼を殺害したイーノン・レビという入植者は、パレスチナ人に対する暴力行為によってカナダ、英国、米国からすでに制裁を受けている人物です。しかしながら、イスラエル占領軍は現場に到着した時、犯人を逮捕するどころか、保護したのです。そればかりか、弔問のためのテントを襲撃し、弔問に集まった人びとに対して催涙ガスとゴム弾で攻撃し、入植者の逃亡を阻止しようとしたアワダさんの従兄弟を含む親戚を逮捕したのです。

これは、ウンム・ヘイル村のようなコミュニティを彼らの土地から引き剥がすことを目的として、長年続けられてきた入植型植民地支配の暴力のほんの一部です。2022年1月には、アワダさんの祖父であるシェイク・スレイマン・ハサリーンさんが、占領軍の保護下にあったイスラエルのレッカー車に故意に轢き殺されました。今、同じ家族、同じ村が再び悲しみに暮れているのです。

私たちは、この痛みを分かち合うためだけでなく、皆さんに行動を起こしていただくためにこの文章を書いています。
私たちは、皆さんに下記のことをお願いします:

  • アワダさんの殺害を公に非難し、説明責任を求めること。
  • 国際刑事裁判所(ICC)と国際司法裁判所(ICJ)を通じた国際的な法的措置を求めること。
  • マサーフェル・ヤッタや周辺地区での「プロテクティブ・プレゼンス(注)」や連帯活動を支援すること。
    -アワダさんの物語を広めること。彼の名前、彼の闘いを共有すること。

アワダさんは亡くなったが、彼の声は消えない。
悲しみと抵抗とともに。

パレスチナ農業開発センター(UAWC)

注:外部者が現場に存在することで、入植者の暴力からパレスチナ人やコミュニティを守る平和運動の手法。

ATJでは、パレスチナの平和を求める他団体とともに「パレスチナ国家承認を求める実行委員会」に加わり、日本政府に対してパレスチナの国家承認を求めるオンライン署名を集めています。
ぜひご協力お願いいたします。

<今月のおいしい!>アグスさんちのおもてなし

2025年7月18日

「今月のゴストゥ!(おいしい)」は、東ティモールのコーヒー生産者さん宅のおもてなしメニューをご紹介。

※「ゴストゥ」はテトゥン語で「おいしい」という意味です。

アグスさんはAPLAと長年一緒に活動している地域のリーダーの1人です。お家を訪問すると、必ず手作りの軽食とエルメラのコーヒーやハーブティーでもてなしてくれます。

バナナチップス、揚げたキャッサバ、日によってはクッキーも加わります。これらのスナックの味をキュッと引き締めるのが、ツボクサと唐辛子の和え物!

東ティモールの食事には、唐辛子とハーブやエシャロット、にんにくなどを和えたものがよく一緒に出てきますが、ツボクサを使うことは珍しいです。APLAの現地協力団体であるパーマティル主催のパーマカルチャー*や環境保全について学ぶ活動に参加する中でツボクサが食べられる植物だと知り、食事に使うようになったそうです。アグスさんの家の畑にある池のそばにもたくさん生えているので、摘みたてが楽しめます。

*持続可能な農業と文化を育むデザイン手法

今回ご協力いただいたコーヒー生産者アゥグスト・バプティスタ・ソアレスさん(通称:アグスさん、写真右)
12人家族、東ティモール・エルメラ県メルトゥト集落

松村多悠子(まつむら・たゆこ/APLA)

パレスチナの和平を求めるアクション実行委員会が外務省を訪問

2025年7月17日
外務省提供

7月2日(水)、パレスチナの和平を求めるアクション実行委員会のメンバーと一緒に外務省を訪問し、団体309団体、個人:4329名にご賛同いただいた「ガザの恒久的停戦と、パレスチナの和平を求める」声明への署名を英利アルフィヤ外務大臣政務官に直接手渡しました。

外務省提供

英利政務官からは、すべての人質の解放と停戦に向けて、イスラエルを含むすべての当事者に対して交渉に立ち戻り停戦合意の継続に向けて誠実な対応を求める日本政府の立場と、岩屋外務大臣がイスラエルのサール外相と5月には対面で、6月20には電話で会談し、正面から問題提起をして強く申し入れをしているという報告がありました。 加えて、今後もNGOなどとの意見交換もしながら一緒に歩み続けられれば嬉しいというコメントもありました。

外務省のウェブサイトでも掲載されました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_02362.html

ATJでは、パレスチナの平和を求める他団体とともに「パレスチナ国家承認を求める実行委員会」に加わり、日本政府に対してパレスチナの国家承認を求めるオンライン署名を集めています。
ぜひご協力お願いいたします。

PARCガザ地区の職員、イスラエルの攻撃の犠牲に

2025年7月9日

イスラエル軍の攻撃により、パレスチナのオリーブオイル出荷団体の一つパレスチナ農業復興委員会(PARC)のガザ事務所の職員2名及び職員のご家族が亡くなられました。

心からご冥福をお祈りするとともに、ガザ地区で続く封鎖やジェノサイドが一刻も早く終わるよう、引き続き国際社会の一員としてできることをし続けていきたいと思います。

以下は、PARCから届いた悲報です。


ガザ地区での虐殺、ジェノサイド、封鎖が続くなか、パレスチナ農業復興委員会(PARC)は、わずかこの1週間の間に(6月末から7月初めにかけて)、イスラエル占領軍による激しい無差別爆撃によって、2名の同僚を失いました。亡くなった方たちに神のご加護がありますように──

PARCの現地コーディネーターとして働いていた23歳の女性、バトゥール・アブ・サムラさんは、自宅がイスラエル占領軍の空爆の標的となり、家族23人とともに命を落としました。

アフマド・サアドさんはPARCの報道コーディネーターとして活動し、兄弟のアリさん、アラーさんとともに亡くなりました。彼は、PARCがガザ地区で救援物資を配布している人道支援キャンペーン「Building Hope for Gaza(ガザに希望を)」の動画で支援物資配布の様子を伝えていた人物です。

PARCのフェアトレード事業会社であるアルリーフ社職員の息子であるマフムード・ニスルさんは、米国の支援物資配布拠点で物資を受け取ろうとしていたところを「死の罠(わな)」(※注)となった現場で命を落としました。

これらの方々、そしていまなお続くジェノサイドと入植者による植民地主義のもとで苦しんでいるすべてのパレスチナ人を、どうか心に留め、お祈りください。

※注:アメリカとイスラエルが支援する「ガザ人道財団(GHF)」による食料配給を受け取りに来たパレスチナ人に対してイスラエル兵が発砲して、数百人が犠牲となっている。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長がGHFの手法は「死の罠(わな)」だと非難した。

ATJでは、パレスチナの平和を求める他団体とともに「パレスチナ国家承認を求める実行委員会」に加わり、日本政府に対してパレスチナの国家承認を求めるオンライン署名を集めています。
ぜひご協力お願いいたします。

【バナナニュース364号】あなたの声が生産者の力になります!~農業指導員ヘネシーさんからのお返事~

2025年7月8日

バナナニュース359号360号のニュースで、新人農業指導員ヘネシーさんの仕事ぶりをお伝えしました。昨年10月の台風後、気丈に振る舞ったヘネシーさんの様子に、皆様からご声援をいただきました。応援のメッセージ、生産者への労いや感謝のお気持ち、自然災害の多い地域への共感と連帯の声をありがとうございました!

【寄せられた声に応えて:農業指導員ヘネシーさんより】

台風被害に温かく寄り添ってくださり、ありがとうございます。バランゴンバナナを食べてくださる皆さんの応援は私たちにとって力強い希望であり、復興への活力になります。

「おいしい」と言ってもらえることに加えて、私たちのハードワークを理解して評価していただけることは、本当に励みになります。生産者も困難な環境の中でも前を向いて、おいしいバナナを作るぞ!と頑張れます。台風の被害から一日でも早く回復し、安心でおいしいバナナを皆さんの食卓に届けられるよう、生産者と精一杯努力していきます。

また、このニュースをご家族と一緒に読んでくださっているというメッセージを読んで、とても嬉しく思いました。このニュースが皆さんにとって農業や環境について考える良いきっかけになることを願っています。私たちのバナナとその背景にある日々の仕事に心を寄せていただき、こちらこそありがとうございます。これからもバランゴンバナナを食べ続けていただけることを願っています。

【バナナニュース359号~360号(2025年2-3月)に寄せられたメッセージ】

※「頂いたコメントを弊社のSNSで紹介してもよい」に「はい」とご回答いただいた方のみ掲載しております。

海外から輸入している食べ物が手元に届くまでは目に触れないため、どんな道のりで届いたのかが分かると、その食べ物と関わっている人達に対する感謝の気持ちであふれます。その点、このニュースは毎回消費者の私の気持ちを生産現場へつなげてくれるとてもありがたいものとなっています。これからもよろしくお願いします。
私の住む日本の宮城県は14年前に大地震が来て大きな被害を受けました。皆さんに助けて頂いて今は以前のように暮らすことが出来るようになりました。
日本も台風が多い国でフィリピンの大変さもわかります。何とか立ち直り、またバナナを作って頂ければ嬉しいです。応援しています。

24年10月の台風20号の被害がこんなにひどかったとは知らず、読みながら涙が出ました。ヘネシーさんの迅速な行動、楽観的でいることが大切だと言う強さやしなやかさに感動しました。バナナを毎週食べられることに感謝です。読むたびに気候問題も身近になります。みんなが幸せになれるように、日本で立ち遅れているエネルギー問題の解決に力を入れたいと思います。oneworldですから。
昨年くらいから、いつも熱い思いと冷静に生産を続けていらっしゃる様子、食べているバナナの裏側について、家族が読めるように、食卓に置くようにしました。毎回読み応えがあり、高校生や大学生の我が子たちがこのお便りから大切なものを感じ、行動する人になるよう願います。よい教育の機会を与えていただき、ありがとうございます!

今回のように、災害など不測の事態が起こった際には状況をお伝えいただけるとありがたいです。また、農業指導員さんのような、収穫や栽培を支えておられる方にスポットが当たると嬉しいです。収穫から私達の手元に届くには、たくさんの方のお仕事があってこそだと改めて実感できました。素敵なニュースをありがとうございます。
いつも美味しいバナナをつくってくださり、ありがとうございます。大型台風では多くの被害があったこと、お見舞い申し上げます。状況が良くなるよう、お祈りしております。これからも美味しいバナナをたくさん頂きます。農業指導員のヘネシーさんのお仕事ぶりに感服します。ヘネシーさんのお仕事が美味しいバナナの生産を支えておられますね。お体に気をつけて頑張ってください。

この度初めてこちらのバナナを注文致しました。
スーパーには置いていないようなタイプの細身のバナナでした。味の方もスーパーでは置いていないような、こくがあって甘みがあって、硬さもちょうど良く、とても満足感のあるバナナでした。バナナを食べた後に、変なバナナ臭さを感じて気持ち悪くなる事がありましたが、こちらのバナナはそんな事全くなく、最後まで美味しく頂きました。とても満足感のあるバナナでした。
美味しいバナナをありがとうございました。

いつも品質の良いバナナを生産して頂き、心より感謝申し上げます。台風の被害など 地球規模の気候変動の中で育てていくことは大変なことも、悲しいこともあると思いますが、希望を持ち続けていらっしゃる記事を読み感動致しました。私は食物を頂くときに、その食物を育んだ土地、自然、動植物たちの環境、育ててくれた人、運搬や流通、販売に携わってくれている方々のお気持ちへの想像力と感謝を大事にしたいと日々心がけています。レポートと写真でお知らせして頂くことで感謝の気持ちも想像力も高まります。日本の一消費者である自分には、生産の現場でできることはありませんが、日本から、感謝と応援と、関わる皆様がお健やかで幸せであることをお祈りしています。ありがとうございます。

バナナと共に届くレポートをいつも読んでいます。スーパーでバナナを買っていた頃は知らなかった、現地での気候の状況や皆さんのご苦労を知ることができ、バナナが一層おいしくありがたく感じます。生活クラブのバナナは安心して食べられますし、おいしいので、朝ごはんのほか、仕事や家事などを頑張りたい時に食べています。甘くて満腹感もあるので大好きです。
これからも無理しすぎないよう、お身体に気をつけてくださいませ。

このたびは、心温まるメッセージを誠にありがとうございました。
皆さまからいただいたコメントは、弊社を通じて生産者の方々へお届けいたします。感想やコメントのやり取りを通じて、生産者、消費者をつなぐ民衆交易らしさを育んでいけたらと思います。

今後とも、是非たくさんのコメントをお寄せいただければ幸いです。

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このニュースを読んだ感想は下のフォームから。
生産者へのメッセージは生産者に伝えていきます。よろしくお願いいたします。
なお、すべての質問項目に関してご回答は任意です。

<産地の食卓~インドネシア・東ジャワ~>具だくさんの「サユールソップ」

2025年6月30日

インドネシアの具だくさん野菜スープ「サユールソップ」。

エコシュリンプ加工場の工員をしているスサンティさん(37歳)のお家では、朝食や昼食にこのスープを食べます。辛くないので大人も子どもも食べられるスサンティさん家の人気メニューです。

このスープは、とても簡単に作れて家族みんなで食べることができるうえに、たくさんの野菜とスパイスが入っているので、特に乾季から雨季の季節の変わり目の健康維持に役立ちます。好みでサンバル・ケチャップ(辛い醤油)を加えます。おかずには、香ばしく歯ごたえのある鶏の唐揚げがよく合います。また、タンパク質を補うため厚揚げやテンペ(大豆の発酵食品)も添えられます(写真右)。

~サユールソップの作り方~

【材料】
• サユールソップ用の野菜(ニンジン、ジャガイモ、キャベツ、セロリ) 1パック
• ミートボール 100g(屋台で売られている市販品)
• 玉ねぎ 4個
• ニンニク 4片
• ネギ 2本
• こしょう 小さじ1
• 塩、砂糖 適量

【サユール・ソップの準備】
• 八百屋でサユールソップ用の野菜のパックを買う。
• すべての野菜を適当な大きさに切る。
• カットした野菜を洗う。

【レシピ】
①用意したスパイスを潰してピューレ状にする。
②水1000ℓを沸騰させる。
③沸騰した湯にすべての野菜とミートボールを入れ、やわらかくなるまで10分ほど待つ。
④お好みで塩と砂糖を加える。

~鶏の唐揚げの作り方

【材料】
• 鶏肉 500g
• 小麦粉
• ニンニク 4片
• コリアンダー
• コショウ 小さじ1
• 塩、砂糖

【レシピ】
• 鶏肉を流水で洗う。細かく切る。
• 用意したスパイスをすべてすり潰し、塩を加える。
• 用意したスパイスで10分間マリネした後、小麦粉をまぶす。
• 黄金色になるまで弱火で炒める。

~サンバル・ケチャップ~

【材料】
• 玉ねぎ 2個
• にんにく 2片
• 唐辛子 5本
• 醤油

【レシピ】
• 用意したスパイスを潰してピューレ状にする。
• 醤油を加える。

~スサンティさん家の食事風景~

スサンティさんは、夫のスロソさん(42歳)、高校生の長女ナビラ・イマニア・デワンタリさん(15歳)、息子のアスカ・ビンタン・ファリスくん(3歳)と姉のスーティニさん(52歳)の5人家族です。
お姉さんは、スサンティさんが仕事に出ている間、子どもたちのお世話をしてくれています。

食事はいつもスサンティさんが作ります。主食はお米です。

インドネシアでは伝統的に床に座って食事をします。

インドネシアの家庭料理の一つで、東南アジア特有のスパイスを使った酸っぱいスープ「サユールアサム」も紹介しています。

バナナスムージー

2025年6月27日

【バナナニュース363号】 バナナの運び出し~バナナの幹は自然のひんやり緩衝材~

2025年6月9日

山間部に圃場があるバランゴンバナナの生産者は、自分の畑から集荷場まで様々な方法でバナナを運び出している。人がバナナを担ぐこともあれば、バイクに籠を取り付けて運んだり、馬やカラバオ(水牛)に運ばせることもある。今回は、人が担ぐ場合や馬で運ぶ場合に適した方法を紹介したい。

収穫したバナナは大きな袋に詰めるのだが、緩衝材としてバナナの幹(茎/※)とポリエチレンシートを使う。刈り倒したバナナの幹は、筍の皮のように剥ぐことができる。それを裁断して袋の底板にし、内側には立てるように配置する。その中に、ポリエチレンシートで房を包み丁寧に保護したバナナを隙間なく詰め込み、袋の内部で動かないようにしっかりと固定する。

バナナの幹(茎)は水分を含んで冷たく柔らかいため、暑いフィリピンでも果肉の温度上昇をやわらげ、衝撃から守る緩衝材として役立つ。このように袋に詰めることで、運搬中の衝撃による傷を付きづらくし、かつ、一袋で30~40房ほどのバナナを運ぶことができる。因みに、運搬方法は圃場から運搬先までの道の状況によっておおよそ決まり、小回りの利く馬すら通れない悪路や傾斜があると人間が担ぐ。

※バナナの幹は、植物学的には「偽茎」または「仮茎」と呼ばれ、実際には葉の鞘が何枚も重なり合ったものです。

バナナの収穫と集荷場までの袋詰め

バナナを収穫する際は、幹(茎)を切り倒す。

幹(茎)の断面。外側からペリペリめくれる。

収穫後はバナナを土につけないように、清潔な葉っぱや幹を敷く。

幹(茎)を利用して袋詰めをしている様子。最終的にはサンドバッグのようになり、いつも上手に詰めている。

圃場から集荷場へ

圃場は山間部に位置しており、トラックが入れる集荷場まで生産者が持って行く。バナナを運ぶのにも一苦労!

カラバオにソリを引かせてバナナを運搬。

馬を利用してバナナの運搬。

馬やカラバオ(水牛)が用意できなかったり、馬が入れない傾斜地帯は人間の出番。生産者によってはこの山を三往復する人もいるとのこと。ワイヤーか何かで上手に下まで運べるようにしたいところ…。

村の集荷所に無事到着!バナナをつめた袋を集荷場にて開封する。

バイク、馬、カラバオ用のそりなど、バナナ運搬係が集荷場に集合中。

今回ご紹介した村は、ミンダナオ島レイクセブのクルビ村。バランゴンバナナの産地の中でも山の奥に位置する地域だ。クルビ村の生産者・ルニーさんの圃場からの景色は私のお気に入り。ちなみに、急な雨にはバナナの葉っぱを傘代わりに使う。

小島(こじま/バナナ担当)

PtoPNEWS vol.68

2025年6月5日

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PtoPNEWS vol.67

2025年5月29日

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「Stop Gaza Starvation(ガザの飢餓を止めろ)」キャンペーンの報告(2025年2月)

2025年5月23日

2023年10月から始まったイスラエル軍のガザへの攻撃を受けて、2つのパレスチナのオリーブオイル出荷団体ではガザへの支援活動を開始しました。現地からの呼びかけを受けて、日本でも募金を集めて現地へ届けました。
パレスチナ農業開発センター(UAWC)では2023年11月初めよりガザ地区で緊急支援「ガザの飢餓を止めろ」キャンペーンを継続しています。2025年2月時点での支援実績が届きました。報告が遅くなりましたが、以下が報告内容になります。

パレスチナ農業開発センター(UAWC)
2025年2月23日

人道支援と再建のための努力が盛り込まれた2025年1月19日の停戦合意にもかかわらず、イスラエル占領政府は、その実施を組織的に妨害してきています。

UAWCでは、拡大する危機への対応として人道支援活動を大幅に強化してきました(前回の報告はこちらからNPO法人APLAウェブサイト)。「ガザの飢餓を止めろ」キャンペーンは、緊急救援物資を配布し、生計の維持を応援し、避難生活を余儀なくされている家族を支援するというミッションを掲げ、揺らぎない活動を続けています。多様な取り組みを通じて、長期的な回復力のために活動するとともに、被害を受けた人びとの最も差し迫ったニーズに応えることを継続していきます。

UAWCによる報告書の日本語訳版を下記よりご覧いただけます。

姉妹団体のNPO法人APLAでは、UAWCからの呼びかけを受けて、ご寄付を受け付けています。

◆募金の方法

  • 郵便振替の場合
    郵便振替▶ 00190-3-447725 特定非営利活動法人APLA
    ※通信欄に必ず「パレスチナ支援」と明記ください。
  • 銀行振込の場合
    銀行口座▶ みずほ銀行高田馬場支店(普通)2650327
    特定非営利活動法人APLA
    ※振込人名、金額、「パレスチナ支援」である旨をAPLA事務局までご一報ください。
  • クレジットカードの場合
    お手元にクレジットカードをご用意ください。お申込みフォームで「今回のみの寄付」「99.緊急支援」をお選びいただき、寄付金額をご選択ください。その他の必要事項をご入力のうえ、「決済方法」で「クレジットカード」を選択ください。続いて、クレジットカードの情報の入力画面が表示されます。

    ◎いずれの場合も領収書の発行は省略させていただきます。領収書が必要な場合は、APLA事務局までご連絡ください。
    ◎募金総額の一部(上限5%)を事務経費のために使用させていただきますこと予めご了承ください。

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