エコシュリンプの加工にこの道具あり!
2023年1月25日
エコシュリンプの売れ筋商品はむきみや下処理済み。すでに殻が剥かれており、解凍したらすぐに使えるので、とても便利です。
その使い勝手の良さを陰で支えているのが、エコシュリンプの輸出を担っているオルター・トレード・インドネシア社(ATINA)の工場の工員さんたち。ATINA工場では、多い時には1日に5万尾以上のエビの殻を剥き、私たちの食卓まで届けています。
この気が遠くなるような作業をする際に工員さんたちが使用しているのが、通称「トラの爪」、インドネシア語でkuku macan(クク・マチャン)と呼ばれているATINAお手製の道具。
![](https://altertrade.jp/wp/wp-content/uploads/2023/01/fa3884f02f9bee4176b7640a0c607d12-e1674612407380.jpeg)
![](https://altertrade.jp/wp/wp-content/uploads/2023/01/b4c8594e4aefafbab420390144d00aeb-scaled-e1674612611820-1024x822.jpg)
ステンレスの板を筒状にした極めてシンプルな構造ですが、2003年の設立時から使われており、殻剥きにはなくてはならない道具です。
\ 1時間に約1000尾!華麗な殻剥きの様子です /
これを親指につけて、尖った部分を駆使しながら、1時間に約1000尾と、目にも止まらぬスピードでエビの殻を剥いていきます。見た目がトラの爪のようだから、皆そのように呼んでいるそうです。
黒岩竜太(くろいわ・りゅうた/ATJ)
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