<今月のおいしい!②>パペダの作り方
「今月のトーム!(おいしい)」はカカオの産地、インドネシア・パプア州の日常食です。
※「トーム」は現地の言葉で「おいしい」という意味です。
サゴヤシはニューギニア原産のヤシ科の植物です。現在ではインドネシア、東ティモール、マレーシア等にも分布しています。その最大の特徴は、幹にでん粉を大量に蓄積することです。このサゴヤシでん粉は、古くからパプアの人びとの重要な主食になっています。サゴヤシからパペダまでの加工法について説明します。
〇サゴヤシの木
〇サゴヤシ粉末を作る
〇サゴヤシ粉末から澱粉を取り出す工程
ここからは女性の仕事です。
〇パペダの作り方
〇パペダの食べ方
1本のサゴヤシからは3〜4ヶ月分の澱粉が取れます。半年に1回程度作業するそうです。作業は1日〜2日くらいかかりますが、森から主食の材料が賄えるのですから、パプアの自然の豊かさをつくづく感じます。
現地取材 義村浩司(カカオキタ社ボランティア)
まとめ 小林和夫(ATJ広報室)
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◆前回の記事はこちら→<今月のおいしい!①>基本は「パペダとおかず」
インドネシア・パプア州に住む先住民族の日々の食事をブラップ村のカカオ生産者エリザベスさんに聞きました。
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