パプアはどんなところ?
カカオの産地であるインドネシア領パプア。
世界で二番目に大きな島であるニューギニア島の西半分を占め、豊かな自然と天然資源に恵まれるなかで、250を超える先住民族が自然と共存した暮らしを営んできました。
パプアにカカオがもたらされたのは、オランダの植民時代1950年頃と言われています。赤道直下にあるパプア北部は年間を通して日照と雨に恵まれ、カカオの生育に適した土地です。パプアの人びとは広大な森の中でカカオの栽培を行っています。
カカオの民衆交易では、「パプアの人びとの手によるカカオ事業」を現地で支援し、国境・人種・文化の違いを超えて、カカオを作る人、チョコレートを食べる人が相互に学び合い、励まし合いながら人と自然にやさしいチョコレートを一緒に創造していくことを目指して、カカオ栽培の改善、農産物の多角化、生計向上プログラム(家計簿付や貯蓄の促進)などの活動に取り組んでいます。
パプアから出荷された乾燥カカオ豆は、インドネシア国内でチョコレートの原料であるカカオマスとカカオバターに加工され(二次加工)、日本で最終のチョコレート製品に加工されます。
カカオを通じて自分たちの森と暮らしを守りたい、そんなパプアの人びとの未来に向けた挑戦を応援するカカオ製品を販売しています。
カカオとチョコレートについてもっと詳しく知りたいという方は
ATJあぷらブックレット3 『パプア・チョコレートの挑戦』をご覧ください。
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